梅雨の時期には湿気が多く、「フローリングがベタベタして気持ち悪い」という経験をしたことがありませんか?
ベタベタしているのでホコリも付きやすく、歩くと足の裏も汚れてしまい嫌な気分になったことがある方も多いと思います。
そんな梅雨のフローリングでも、ちょっとした対策や掃除を行うことでサラサラにすることができるんですよ!
Contents
梅雨の時期にはどうしてフローリングがベタベタするの?
梅雨の時期にフローリングがベタベタしてしまうのには、いくつか原因があります。
【フローリングがベタベタする原因】
・湿気
・皮脂
・油汚れ+ホコリ
それぞれ順に説明していきます!
フローリングのベタベタ原因① 湿気
梅雨の時期は、雨の日が続く日も多く湿度が高くなります。
窓を開けていなくても家の中でも湿度が高くなるので、室内でも湿度が70%以上になることも多くあります。
湿度が高いために、フローリングなど家の中もジメジメ、ベタベタするのは当たり前ですね。
特にフローリングは湿気の影響を受けやすいと言われています。
フローリングのベタベタ原因② 皮脂
ベタベタの原因の一つは、人の足の裏の皮脂です。
梅雨の時期になると靴下やスリッパを履かずに家の中で過ごされる方も多く、足の裏から出る皮脂がフローリングに付いてベタベタしてしまっているのです。
足の裏には皮脂腺がありませんが、足の指の間に存在します。
足の裏は1日にコップ1杯分の汗をかくを言われているので、皮脂で床がベタつくのも分かる気がします。
フローリングのベタベタ原因③ 油汚れ+ホコリ
フローリングでも、特にキッチン周りはべたつきやすくなります。
料理をしている時の油などが飛ぶことに加え、そこにホコリやゴミが付くことでベタべタしているのです。
さらに梅雨の時期には湿気もあるので、床全体にゴミやホコリはつきやすくなります。
これらの原因を取り除きながら掃除することでサラサラのフローリングにすることが出来ますよ!
梅雨でもベタベタしないフローリング掃除方法やコツは?
梅雨のベタベタのフローリングを掃除する時には、
・湿気
・皮脂
・油汚れ
・ホコリ
を取り除くことでサラサラにすることができます。
基本的には『拭き掃除』で拭き取ることでホコリやゴミなども取り除くことができますが、油汚れや皮脂などは水拭きではきれいに落ちないことが多いのです!
先に拭き掃除をしてから掃除機をするとホコリなどもきれいにとれると言われていますよ。
フローリング掃除を行う時には、市販の合成洗剤などを使用すると汚れは落ちやすいかもしれませんが、赤ちゃんやペットなどがいる場合は安全性が心配だと思います。
安全できれいにフローリングを掃除する方法をいくつかご紹介しますので、これを試していただくとフローリングのベタベタを取り除くことができると思いますよ。
重曹を使って拭き掃除する
重曹の正式名称は「炭酸水素ナトリウム」といい。
掃除などでも使用されたことがあるかもしれません。
重曹は弱アルカリ性で、酸性の成分である油や皮脂汚れをキレイに落とす効果が期待できます。
しかも、重曹には消臭効果もあるので掃除に最適!
掃除で使う重曹は水でうすめていますし、口に入っても害がないので安全性も心配ありません。
【準備するもの】
・重曹を薄めた水
・スプレーボトル(100均などに売っています)
・きれいな雑巾
【掃除方法】
重曹を水に溶かしたものをスプレーボトルに入れ、サッとスプレーで吹きかけてきれいな雑巾で拭くだけ!
重曹スプレーの作り方もご紹介しておきます。
重曹スプレーの作り方
■材料
・重曹(小さじ1/2杯)
・水(200mℓ) *水道水でOK
・スプレーボトル
■作り方
1、水道水をカップなどに入れて30℃位に温める
(温かい水道水が出るならそのままでOK)
2、ぬるいお湯に重曹を入れてよく溶かす
3、ボトルにいれて完成!
*重曹を65℃以上のお湯で溶かすと、強アルカリ性になり危険です!温めすぎないように注意!
お酢を使って拭き掃除をする
お酢を薄めた水を使って拭き掃除をすることでフローリングのベタベタを取り除くことができます。
お酢には溶解、剥離作用があるので落ちにくい油や皮脂の汚れをスッキリ落としてくれます。
お酢の匂いが気になるかもしれませんが、拭いてしばらくすると匂いは消えるので、心配せずに使用してください。
もちろん口に入っても大丈夫ですし、お酢には除菌効果も期待できるので嬉しいですね!
使い方は重曹と同じように、フローリングにスプレーしてきれいな雑巾で拭きます。
掃除用の酢水の作り方
■材料
・水(500mℓ)
・酢(大さじ1)
・スプレーボトル
■作り方
水に酢を入れて混ぜるだけ!
その後、ボトルに入れてつかってください。
「雑巾がけがしんどい」という方もいるかもしれませんね。
その場合には、「ドライタイプ」のクイックルワイパーなどを使用してください。
先にスプレーをかけて、その後拭き取るときれいになると思いますよ。
頑固な汚れはこすらないと取れないかもしれませんが、床のベタベタを取るだけならこの方法でもよさそうです。
梅雨の時期のフローリングをベタベタさせないための対策ポイントは?
掃除をしてフローリングがサラサラになっても、対策をしておかないとまたすぐにベタベタになってしまいますよ!
サラサラに床ができるだけ長く保てるように、以下の方法を行ってみてください。
足の裏から出る皮脂を減らす
ベタベタの原因の一つでもある「足裏の皮脂」
裸足で歩くことでついていきます。簡単にできる予防法は靴下やスリッパを履くことです!
夏でも涼しい素材のスリッパもたくさんありますので、普段から履く習慣ができるとよいですね。
子どもなどはスリッパを履きたがらないので、足のべたつきが気になったら足を洗うようにすると良いと思います。
外から帰ったきたら、手洗いついでに足も洗ってみてください。
除湿器やエアコンを使用する
梅雨のフローリングのベタ付きの原因でもある湿気を取り除くことで床がサラサラになることもあります。
特に雨の日で湿度が高い日には使用することをおすすめします。
除湿器やエアコンの除湿機能があれば使うと良いですが、1日中使うと電気代も高くなってしまうと思いますので、人がいる間だけ使用したり、部屋の湿度が取れたら切るなどすると良いと思います。
まとめ
いかがでしたか?
梅雨の時期は体も湿気でベタベタして嫌な気持ちになりますが、フローリングがきれいだと少しは過ごしやすくなるのではないでしょうか?
紹介した方法で、ぜひフローリング掃除をしてみてくださいね!
関連記事
梅雨はカビが生えやすい?!カビへの対策方法&掃除方法ご紹介!