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秋の衣替えの時期はいつが最適?洗濯や収納のコツはある?

投稿日:2018年8月2日 更新日:

 

最近は残暑が長かったり、はたまた急に寒くなったりと、「いつからが秋なの?」と思わせる季節感のずれがありますね。

秋になると朝晩の気温の差が出てくるので、着る服に悩む方も多いのではないでしょうか?

夏に使っていた服はそろそろ片付け、長袖の服を出したいと思っている方もいらっしゃると思います。

 

秋の衣替えはいつ頃行うのがベストなのでしょうか?

夏に使っていた服を来年のためにきれいに洗濯して収納するコツなどもまとめましたので、参考に衣替えをしてくださいね。




秋の衣替えの時期はいつが最適?

秋の衣替えに最適な時期はいつ?

 

結論から言うならば、「秋の衣替え」は夏と比べて少し肌寒さを感じ始める気温(最低)が20℃前後になりはじめた頃がおすすめの目安です。

 

だいたい20℃前後になり始めるには具体的にいつ頃なのか、2018年の衣替えの日を予想した「衣替え前線」があります。

こちらはLIONで分析して、作成されたもので日本気象協会も協力して作られているので、衣替えの一つの目安になりますね。

画像引用:https://lidea.today/articles/922

 

これに合わせて薄手の長袖などを準備しておくと、少し肌寒い時にすぐに着用することができますね。

 

 

人が感じる暑さ、寒さの体感はそれぞれ違います。

ただし、9月中旬頃になってくると昼間は暑くても、朝晩は涼しくなって秋服が必要になる場面も出てくると思いますので、気温や天気を気にして生活しておくと気温の変化で風邪をひいてしまうということも避けられると思います。

 

そもそも「衣替え」とは?必要なの?

「衣替え(ころもがえ)」とは、季節に応じて衣服を替えることをいいます。
衣服の収納場所を変えることも「衣替え」と言うようですよ。

 

実は「衣替え」は、平安時代から行われていました。
和服の時代は、気温に敏感に反応して、素材を変えることが衣替えになっていました。

 

そもそも「衣替え」は必要なのか疑問をお持ちの方もいると思います。

最近では、「衣替えは面倒だから年中同じ場所に収納したまま」という方も多くなっています。
しかし、長い期間着ていない服をタンスやクローゼットに入れっぱなしにすることは「衣服を傷める原因」になります。

 

皮脂が付いたままのものはシミや黒ずみの原因になりますし、残った汚れなどは虫のエサとなり虫食いの被害に遭う可能性も高くなります。

なので、長期間着ない服はきちんと洗濯をして汚れを落とし、収納する「衣替え」を行う必要があると言えるでしょう。

 

 

10月には企業や学校でも衣替えをする

確実に「10月」に衣替えされるのは、企業や学校の制服です。

学校などでは、衣替えの「移行期間」をとっているところも多いです。

 

残暑が長かったり、寒さが早めに来たりと、天候のずれにうまく適応させています。

さらに習慣として、和服も「10月」から「袷(あわせ)(裏地のある着物)」を着ます。

 

 

秋の衣替えに最適な日の気温や湿度は?

夏服と秋服を入れ替える、「衣替え」を行う日はいつが最適なのでしょうか?

それより、気にしなければならないことは、衣替えを行う日の気温や湿度です。

 

簡単に言いますと「天気がいいから遊びに行きたいな!」という日が「秋の衣替え」に向いています。

そういう日を一日、洋服のメンテナンス日にあてるといいでしょう。

 

条件としては、

  • 日差しの柔らかい日
    (残暑の暑い日はだめです)
  • 湿度は40%~50%位の日
    (雨あがりの翌日などは、あまりお勧めしません。どうしても都合で行う場合にはお昼過ぎくらいからがよいです)
  • 出来れば風が少しそよいでいる日

が、適しています。

出来れば、2日間晴れの日が続く日がよいでしょう。

 

その間に寒く感じた時には、数枚秋冬用の洋服を引っ張りだすと良いでしょう。

天気予報も見ながらあせらずに楽しく「衣替え」をしていきましょう。

 

衣替えは、一度に全部おこなおうと思うと時間や労力がかかってしまうので、数回に分けて替えていくのがよいですね。

一気に全てを替えてしまうと気温の変化に対応できませんので、半袖を少し残しておくなど天気や気温に合わせて服を選べるようにしましょう。

 

 

 



衣替えの方法は?汚れをしっかり落とすのがポイント!

 

「衣替え」をする理由の一つには、衣服の整理と、きちんと洗濯をして次のシーズンまで綺麗な状態で保管することです。

 

近頃は、天候にふりまわされているので、中途半端な秋が来ることが多いのです。

秋の衣替えは完全に全て入れ替えるのではなく、「ちょこっと衣替え」がおすすめです!

 

もっと本格的に寒くなった時に夏物を全て片付けて冬物を出すようにすればよいだけなので、秋物の服が入れられるだけのスペースがあれば良いので「もう着なさそう」と思う夏服から収納していきましょう。

 

衣替えの方法は?

これをしていないと、来年まできれいに衣服を保管できないかもしれません。

基本的な方法をまとめました。

衣替えの方法

①きれいに洗濯をする

虫食いやシミ、黄ばみなどを防ぐために洗濯は必須です。
今はきれいに見えていても、時間が経てば黄ばんだりシミになっていることもあります。

見た目がきれいだからとそのまま収納したら、黄ばみが出来ていた経験があります。

 

②しっかり乾燥させる

湿気がある状態で収納するとカビの原因になります。
天気の良い日にしっかりと乾かしてから収納してください。

アイロンをかけるとしっかり乾き、防虫対策にもなると言われていますよ。

 

③防虫対策をして収納する

収納する時には、収納ケースの中で虫が衣類を食べてしまわないように防虫剤を使用しましょう。
長期間着ないのであれば、入れて置いた方が安心です。

いれるなら、規定の量を商品の指示通りに使用してください。

 

 

秋の衣替え!洗濯のタイミングは?

洗濯のタイミングは、「着用したあとすぐ」が一番良いです。

夏は汗をかくので、一度でも袖を通したものは、面倒がらずに必ず洗って保管しましょう。

 

汚れ落としはしっかりとしておきましょう。

汚れや皮脂などが残っていると翌年の黄ばみのもとになります。

特に生地の色が白っぽいものは汚れが目立つのは要注意です!

 

天気の良い日に自分で洗濯しても良いですし、手間ひまをかける時間がない場合には、クリーニングの利用も良いでしょう。

衣服の大切度によっては、クリーニングに出した方がよい場合もありますよ。

 

秋の衣替えに役立つ洗濯のコツ!

 

衣替えの前にしっかりと夏の汚れを落としておくことで来年も気持ちよく着ることができますよ。
汚れてしまっている衣類の洗濯に役立つ洗い方やコツをまとめました。

 

汚れがついている部分洗いの方法

・袖口は、台所用洗剤を使用して、塗布しておく。

・汚れをしっかりと落したい時には、弱アルカリ性の粉末洗剤(通常の粉末洗剤や液体洗剤)を使用。
粉末洗剤は溶けにくいので、あらかじめ溶かして加えるとさらに効果がある。

・洗浄力をアップさせたい時には、40℃くらいの温水を使用する。

・さらに残る汚れは、酸素系漂白剤を使用する。

家庭内でこれだけ出来れば言うことなしです!

洗濯機で洗う前に、部分洗いをしておくことでよりきれいに洗えますよ。

 



衣替えの収納のコツはある?

衣替えは自分の衣服と向き合うチャンス!

衣替えは自分の持っている衣類がそれくらいあるのかを知るチャンスです。

普段は忙しくて服をタンスやクローゼットに入れるだけ、という方も多いと思いますが、この衣替えの機会に持っている服を整理整頓しましょう。

 

服が多すぎて着ていないものがたくさんあったり、もう好みが変わって着なくなっているものもあるでしょう。

そういった物は「断捨離」をして処分する方が良いですよ。

 

「いつか着るかもしれない」とずっと置いているものもあるかもしれませんが、新しい服を買う予定があるのなら以前のものは処分することで気持ちも身の周りもスッキリすると思いますよ。

 

衣替えの断捨離の方法

数年着用していないものは、思い切ってリサイクルに出すことや処分することも考えましょう。

 

服がいつもタンスの中でぐちゃぐちゃになってしまう、入れるスペースがないなどは、結局持っている服が多すぎるという事です。

 

収納場所にも限りがあると思いますので、新しい服を毎年買っている方はこれからも服が増え続ける可能性大です。
衣替えは断捨離するのに良い機会ですよ。

 

もう着なくなった服で状態のよいものは、段ボール箱などを用意して中に入れておき、縮んだり、色落ちしていたり状態が良くないものなどは思い切って捨てましょう。

 

きれいなものであれば、以下のような所でまた利用してもらえるかもしれませんよ。

  • フリマサイト
  • リサイクルストア
  • フリーマーケット
  • 災害支援

など

持っている服の量を把握できるくらいが◎

秋冬に使用する衣類は、インナーをはじめ、枚数を減らして収納すると良いでしょう。

普段着、よそ行き用と、所持する枚数を決めておくと使用する時にすぐに選ぶことができますし、今季買った服も収納しやすくなりますよ。

1枚購入した際には1枚マイナスにするくらい徹底するような心持でいると良いでしょう。

 

また、春夏物より秋冬物の方が、生地が厚く場所をとるので、収納箇所に少しゆとりがある程度の量にしましょう。

 

収納の仕方も、できるだけ立ててたり、丸めたりして収納することで、どこにどんな服があるのか一目で見て確認することができます。

平たく畳んで重ねて収納すると、下の服は着る出番が少なくなったりしてしまうので、おすすめできません。

 

 

春夏服の収納方法のコツ

「衣替えの日」を決めたら、春夏服を収納する前に防虫剤やタンスの引き出しのホコリ落しをして大掃除をする気分にモチベーションをあげると作業が進みます。

除湿剤もチェックすることを忘れないで下さい。
秋や冬でも、家の中は温かく湿度が高くなることもあるので除湿剤は入れておいた方が良いですよ。

 

種類ごとに収納して何がどこにあるか分かるように

画像引用:https://igokochi-ie.com/blog/2088.html

 

春夏服を収納する際には、何がどこにあるかを分かるように整理しましょう。

収納方法はそれぞれの家庭ごとに収納スペースも異なりますので、クローゼットに掛ける、引出BOXに入れるなどの方法が多いと思います。

クローゼットにはこれからの季節はコートなどをかけることが多くなるとおもいますので、使わない服はできるだけたたんで収納した方が収納スペースが少なくなりますよ。

 

引出BOXなどに入れるのであれば、服の種類ごとや、使う季節ごとに分けて入れ、ラベルで中身が分かるようにすると来年使う時に分かりやすいですよ。

出来れば同じタイプ引出BOXにそろえておくと見た目もスッキリ収納できます。

 

 

たたみ方にも工夫して収納する

画像引用:https://cojicaji.jp/storing/clothes/249

 

せっかくきれいに洗濯した服なので、来年もきれいな状態で着れるように、できるだけシワにならないように収納しましょう。

クルクルと丸めて畳んだり、服と服の間に使わなくなったタオルなどを挟むとシワができにくくなります。

また、ぎゅうぎゅうに詰めすぎないようにすることもシワをできにくくするポイントです!

 

参考になる収納の仕方です↓

 

画像引用:http://lifenabi.info/1kurasi/shunou.html

 

画像引用:https://kinarino.jp/

 

まとめ

秋の衣替えを行う時期は、習慣や日付にこだわる必要はありません。

お天気の良い日におこなうことがおすすめですが、自分の予定を考慮して行えば良いと思います。

 

衣類のメンテナンスをすることも、「衣替え」をする一つの目的ですので、汚れをしっかりとチェックして、「また来年ね!」という物を大切にする気持ちを大事にして下さい。

 

「衣替え」という言葉から、衣服だけでなく、食器、インテリア、テーブルの上の小物なども整理するきっかけになれば嬉しく思います。






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