花粉症

花粉症で頭痛が起きる原因は?解消法や対策は?

投稿日:2017年12月15日 更新日:

花粉の多く飛ぶ季節には花粉症の症状として、鼻水・鼻づまり・くしゃみの三大症状に加え、頭痛が起きる方もいます。また、頭痛だけ起きる方もいるようです。

頭痛が起きると仕事や勉強に差し支え、できるものなら頭痛を取り除きたいと思っている方も多いはず。
今回は、花粉症の頭痛の原因・対策・解消法についてまとめました。




花粉症で頭痛が起きる原因は?

頭痛の起きるメカニズム

頭痛が発生する原因は様々で、病気以外では考えられるのは

・酸素不足
・神経への刺激

によって頭痛が起きていることが多いと言われます。

脳は身体の中で1番多く酸素を消費している器官であり、酸素が不足すると頭痛が起きます。

また、頭の近くの三叉神経という神経が刺激されると頭痛が起きることがあります。片側だけ頭痛がある偏頭痛もこのように神経が刺激されて起こっていることが原因といわれています。

鼻づまりによる頭痛

花粉症の症状で鼻がつまると鼻で呼吸ができなくなります。鼻呼吸ができなくなると口で呼吸することになりますが、口では鼻のように効率よく酸素を取り込めません。

そうして酸素が不足することによって頭痛が起こります。

また、粘度のある黄色い鼻水の場合は、鼻の奥の方まで鼻水がつまることがあります。その鼻水のつまりが三叉神経を刺激して頭痛を引き起こします。

さらさらした鼻水でも、大量にでると鼻呼吸がしにくくなることには変わりありませんので頭痛が起こることがあります。

 

ヒスタミンの作用

ヒスタミンとは、体内に花粉が入ってくると分泌される化学物質で、花粉を体外に出そうと体に様々な作用(くしゃみ・鼻水、目のかみゆなど)を起こすものです。

画像:花粉症ナビ

ヒスタミンは免疫機能が花粉に対して過剰に反応して放出されており、ヒスタミンは血管を拡張する作用もあります

血管が広がると、拍動に合わせて周囲の神経に刺激が伝わりズキンズキンと脈絡打つような偏頭痛が起こりやすくなります。

 

副鼻腔炎による頭痛

花粉症の鼻づまりから副鼻腔炎になることがあります。鼻づまりが続くと細菌やウイルスの感染によって鼻に炎症が起こり、膿のような黄色いネバネバした鼻汁がたまるのが副鼻腔炎です。

副鼻腔炎になると炎症が起きている場所によって頭痛だけでなく、目やおでこ、あごなど顔面が痛くこともあると言われています。

副鼻腔炎は子どもでもなりやすいので、注意が必要ですよ。

 

睡眠不足による自律神経の乱れ

花粉症が起こり鼻づまりやくしゃみでしっかりと眠ることができず、睡眠不足になる方も多いようです。睡眠がしっかり取れないとストレスになり自律神経のバランスを乱す原因になります。

自律神経の乱れは免疫力の低下にもつながります。



花粉症の頭痛の解消法は?

鼻づまりを解消させる

鼻づまりによる頭痛がある方は、鼻づまりを解消することで頭痛も緩和することが多いと言われます。
簡単にできる方法をまとめました。

鼻を温める

鼻を温めると一時的ではありますが、鼻づまりが解消されます。暖かい蒸気を鼻から吸うと鼻づまりが解消されることが多いのですよ。

【鼻づまり解消法】
・お風呂に入り、お湯にゆっくり浸かる
・洗面器にお湯を張り、上からタオルなどをかぶって蒸気を鼻から吸う
・鼻の上に温かい蒸しタオルを置く

など自宅で手軽にできる方法がありますので、一時的でもやってみてください。

偏頭痛の方は、血管が広がることが原因の頭痛なので、温めるとさらに頭痛が悪化する可能性もありますので逆効果の可能性もあります。

偏頭痛の方は痛いところやこめかみなどを冷やすと痛みが緩和するといわれているのでお試しください。

鼻うがい

鼻をすすると炎症したり、鼻づまりを悪化させたりすることもあります。溜まった鼻水や細菌を外に出すことで、症状が緩和して頭痛の緩和にもつながります。

鼻うがいの方法

生理食塩水や専用の洗浄液を使って鼻の中を洗います。真水を鼻から入れると、水と体液の浸透圧が違うため、鼻や耳の奥にツーンとした痛みを感じることがあります。

体液と同じ塩分濃度の0.9%の塩水を使うのが良いようです。

1日1回を目安に行い、鼻うがいの後に強く鼻をかみすぎないように。

洗面器など家にあるもので行えますよ。
もちろん、専用の用具を使っての鼻うがいもOKです。

1. 洗面器を使用する場合は、洗面器に生理食塩水や洗浄液を入れます。
※ 洗浄液を自分で作る場合は、2ℓのぬるま湯に大さじ1程度の食塩を入れましょう。

2. 洗面器に顔を近づけ、指で片方の鼻を押さえながら、もう片方の鼻から洗浄液を吸い込み、吸った穴から出します。

3. もう片方の鼻も同様に洗浄します。

参考 :ウチコト

 

副鼻腔炎は早めに受診を

副鼻腔炎が原因で頭痛が起こっているのなら、まずは副鼻腔炎を緩和させましょう。

放っておくと治ることもありますが、1ヶ月以上続くようなら耳鼻科を受診して原因をつきとめ治療してもらう方が良いですよ。放っておくと慢性化してしまうので、きちんと治療を行いましょう。

治療には、抗炎症薬、抗ヒスタミン薬の服用や、耳鼻科での鼻の洗浄などを行うようです。

 

頭痛を悪化させるNG行動

鼻づまりが原因なら鼻水を取り除けばいいんだ!と鼻を強くかむのは頭痛を悪化させる原因になることも。
鼻水を強くかむと、三叉神経をさらに刺激して頭痛がひどくなることもあるそうです。

頭痛薬をむやみに飲み続けることも良くありません。頭痛薬は一時的に痛みを無理やり抑えているだけなので、頭痛の原因威なっているものそのものを撃退したわけではないので、薬の効果がなくなるとまた頭痛が起こります。

頭痛が起こる度に薬を服用していると「薬物乱用頭痛」が起こる可能性があります。



花粉症で頭痛を防ぐ対策

花粉症の症状が起こりにくい体を作る

花粉症の症状である鼻水、鼻づまり、くしゃみが緩和されると頭痛もなくなることにつながります。

毎年の花粉症の症状と頭痛が辛いのであれば、花粉が飛び始める前から体の免疫機能を高め、バリア力をアップさせると良いでしょう。

花粉症のつらい症状が起きるのは、免疫バランスが崩れていることが多いです。免疫バランスがとれている時には症状がひどくないようですよ。
免疫力をアップさせる方法には様々な方があります。

食事療法
食べ物や飲みものによって、腸内環境を整えたり、体の粘膜を強化することによりウイルス・細菌・花粉などに負けない体をつくります。

漢方薬
自然由来の成分を用いて、体の血の巡りを良くしたり、胃腸を強くしたりして免疫力を高めます。
おすすめの漢方薬は、

■葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)
ひどい鼻づまりや副鼻腔炎、慢性鼻炎に使用される漢方薬で、頭痛や肩こりなどにも効果があるそうです。

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
体力がなく、元気が無く胃腸の働きが弱い方はこちら。胃腸の働きを整えることで免疫力を高めていきます。「気」の不足やめぐりが悪いと精神的にも、体力的にも疲れがでやすくなり免疫力を落とす原因になります。その「気」を全身にいきわたらせる効果もあると言われています。

 

まとめ

・花粉の飛んでいる時期の頭痛は鼻づまりやヒスタミンによるものが多い

・花粉症の症状を緩和させることで頭痛も治る

・早めの花粉症対策で花粉症の症状や頭痛を抑えましょう。

 

辛い頭痛を薬に頼らず体の持っている力で防ぎましょう!

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