花粉症

妊婦の花粉症対策におすすめのお茶は?効果のある飲み方・量は?

投稿日:2017年12月12日 更新日:

 

花粉症の方で妊娠している方もいらっしゃるでしょう。妊娠しているとお腹の赤ちゃんへの影響が心配で薬の使用に敏感になったり、できれば使用したくないと思っている方も多いと思います。

食べ物や飲み物でも花粉症の症状が緩和されることが明らかになってきていることをご存知でしょうか?

 

薬に頼らず体の中から強くすることで花粉にも負けない体を作ることができるんですよ!

今回は妊婦の方も手軽に取り入れられる、花粉症に効くお茶についてまとめました!




妊婦の花粉症対策で気をつけることは?

妊娠中の薬の使用は控える

花粉症の薬の中には、赤ちゃんの発育に影響を及ぼす可能性がある成分が含まれているものもあります特に市販のものは、自己判断で購入することになり、どの成分がだめなのかもわかりませんので、安易に使用することはやめましょう。

特に妊娠初期の3ヶ月頃までは、胎児の神経や脳など大切な器官をつくっている期間で、この時期は特に薬の影響が大きいと言われています。

妊娠中期以降であれば、飲める薬もあるようですが、必ず医師に処方してもらったものを使用するようにしてください。

妊婦には食事療法がおすすめ

妊娠中には薬の使用には慎重になる方も多いので、食事や飲み物などで体のバリア機能を高めて花粉症を軽減することがおすすめなのです。

食べ物や飲み物であれば普段の食事で取り入れやすく、何より赤ちゃんへの影響がなく安心です。

花粉症に効く食べ物や飲み物を摂取することで、免疫力を高めたり、ヒスタミンを抑えたりすることができるので、花粉が体内に入ってきても過剰に反応しなくなり、花粉症の症状が軽くなると言われています。

続けて摂取することで免疫力が高まり、風邪やインフルエンザなどのウイルスや細菌などにも負けない強い体になります。

 

妊婦の花粉症対策におすすめのお茶は?

どんな成分が花粉症に効果あり?

では、花粉症にはどういった成分が効果があるのでしょうか?花粉症の症状を引き起こすヒスタミンを抑えたり、免疫バランスを整える効果が期待される成分をまとめました。

ポリフェノール
アレルギーによるヒスタミンの生成を抑える働きがあります。近年、花粉症などを緩和する成分として期待されています。

カテキン
緑茶などに多く含まれ、アレルギー症状を引き起こすヒスタミンが過剰になると、それを調整する働きがあります。

乳酸菌
腸内の環境を整えて免疫力を高める働きや、免疫バランスを整える働きがあります。

ビタミンC
アレルギー症状を抑える抗酸化作用があります。(活性酸素はかゆみを引き起こさせます)

 

妊婦にカフェインはNG

妊娠中のカフェインの摂りすぎは胎児の成長に影響があると言われています。

カフェインを大量に摂取すると低体重児になったり、流産・死産のリスクが上がったり、胎児の発育を阻害する可能性があると言われています。

妊娠中でも、コーヒーなどのカフェインの入っている飲み物は1日1杯程度であれば問題ないとされています。
全くだめというわけではないみたいなので、飲めないストレスをためなくても良さそうですね。

お茶の中にもカフェインが含まれているものがあるので、種類によっては食事の時などに飲み過ぎないように注意が必要です。

 

花粉症妊娠におすすめのお茶は?

カフェインを含まず、花粉症に効果のあると言われているお茶をまとめました。

 

ルイボスティー

カフェインが入っていない飲み物として有名なルイボスティー!

活性酸素を除去して、免疫力を高めてくれます。
花粉症以外に便秘・美肌・老化防止・アトピーなどにも効果があるとか!


 

べにふうき茶

べにふうき茶とは、緑茶よりもやや渋みが強いお茶のことで、緑茶を加工した際に多く含まれる「メチル化カテキン」という成分が抗アレルギー効果があることがわかっています。

粉末のものが効果が高いそうですよ。

緑茶はカフェインが多いですが、べにふうき茶に含まれているカフェインの量は一般的な緑茶の半分~1/3程度で妊娠中でも問題はないそうです。

低カフェインのものもあるので、カフェインが気になるならそちらがおすすめです!

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甜茶

とっても甘いお茶で飲みやすいです。

カフェインが含まれず、ポリフェノールがたっぷりです!
バラ科の甜茶には、花粉症の改善効果があることが分かっています。

花粉症の症状を引き起こすヒスタミンを抑える効果があるそうです。

 

 

なたまめ茶

なたまめという豆から作ったお茶です。

こちらもカフェインが含まれていないので◎
カナバニンという抗炎症成分により鼻づまりや鼻水を軽減する効果があるので鼻炎がひどい方におすすめです。


 

花粉症対策に効果のある飲み方や量は?

花粉症に効果のあるお茶の種類は分かりましたが、より効果を感じられる飲み方・量・回数などの目安はあるのでしょうか?

お茶の種類によって飲む量や回数など違いがあったので、お茶別に効果的な飲み方をご紹介します。

 

ルイボスティー

ルイボスティーはティーパックのものも売られていますが、ティーカップやポットに入れて飲むよりも、10分以上かけて煮だす方が効果が高いと言われています。

その理由は、しっかり煮だすことで「フラボノイド」という成分がたくさん出て効果を高めるそうです。

 

ルイボスティーなら1日にコップ2杯~3杯以上飲むことで花粉症に効果があると言われていますので、毎食の食事と一緒に摂ると良いと思います。

 

べにふうき茶

メチル化カテキンは摂取して3~4時間ほど体内にとどまり、徐々になくなってしまうので、一度に大量に飲むのではなく、こまめに飲むようにしましょう。

また、粉末の茶葉まで取り込めるものの方が効果が高いそうですよ!

 

1日4~5回を目安に飲むと効果があるので、こまめに毎日飲みましょう。

 

甜茶

花粉症に効くと言われている甜茶の成分は、GODポリフェノールで、この成分はしっかり煮だすことで抽出されます。

できれば3~5分ほど沸騰したお湯で煮だす方が良いそうです。

 

1日に120~400mlほど飲むと良いと言われているので、3回の食事の時に飲むなど分けて摂取すると良いと思います。

 

なたまめ茶

なたまめ茶は多く飲み過ぎると下痢や吹き出物などの副作用が起こる可能性があるようです

何でも摂りすぎはよくありませんので、コップ1杯で効果があったという方もいらっしゃるのでまずはコップ1杯から飲み始めると良いと思います。

下痢や肌荒れなど特に変化が無ければ少しずつ量を増やしていくと良いでしょう。

 

花粉症前から毎日飲みましょう

一人ひとり体に合うお茶は違うと思いますので、いろいろ試してみたも良いと思いますが毎日続けて飲むことが大切です。

身体の免疫がつよくなったり、体質が改善させるのには早くて2週間はかかると言われています。

 

人によって効果を感じ始める時期も違うと思いますので、花粉が飛び始める1か月前には飲み始めることをオススメします。

 

まとめ

・妊娠中の薬の使用は控え、食事療法で花粉症の症状を抑えましょう。

・毎日取り入れやすいお茶で、花粉症の症状を抑制しましょう!

・症状が辛い時には無理をせず、かかりつけ医に相談をしましょう。

 

赤ちゃんへの影響も心配ですが、無理せずできる花粉症対策を行ってくださいね!

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