春でも気温が高く、早いところではもう『蚊』が出てきている地域もあります。
夏になると蚊も活発なり、いつでもどこでも現われるので「どうにかしたい!」と思っている方も多いと思います。
いくら家の中に侵入させないように気をつけていても、気づいたら「プーン」という嫌な音が聞こえてきた経験がある方がいるように、蚊を家に入れないことは難しいのです。(高層マンションなら蚊は来ませんが)
今回は、蚊が室内に侵入してきた時の撃退する方法やできるだけ刺されないようにする方法、赤ちゃんにも安心して行える蚊の室内対策についてまとめました!
Contents
室内の蚊対策で効果のある方法は?
いくら気をつけていても、蚊は小さいので少しの隙間から入ったり、人の服などにくっついて室内に入ってきてしまうことが多くあります。
蚊にとって人間は「エサ」ですから、網戸をしていると中に入ろう網戸まわりを飛んでいる様子を見たこともあると思います。
室内に蚊が入ってきてしまったら、刺されるのが嫌なので退治しようとする方も多いと思いますが、天井にくっついたり、どこにいったか分からなくなり見失ってしまったということもあると思います。
また、寝ている時に蚊が入ってきてしまったら最悪ですね。
筆者も寝ている時に刺されてかゆくて起きてしまったり、朝起きると何か所も刺されていたという経験が過去にあります…。
室内で蚊を撃退する方法がいくつかあるのでまとめました!
効果が期待できる方法もあるので参考に行ってみてください。
液体蚊取り
まずは、室内に蚊が入ってきても刺されない空間にしましょう!
液体蚊取りは電源を入れて使うので、火を使わないので小さいお子さんやペットがいても安心して使うことができます。
薬剤も虫にとっては毒でも、人間や動物は体に入っても分解できるので大丈夫ですよ。
よく、蚊が家の中に入ってきてから電源を急いでいれる方がいますが、これでは薬剤が部屋の中に広がるまで時間がかかってしまい蚊を退治することができるのは30分後くらいになってしまい、その間に刺されてしまう可能性があります。
効果的に使うには、電源を常にONにしておくことが大切です!
常に付けておくことで、室内に薬剤が充満しているので蚊が部屋に入ってきたとしても、10分程度で蚊は死んでしまうそうですよ。窓が開いていると薬剤が薄まってしまいますが、常にONにすることである一定の効果を保つことができるので、使う時にはそのような使い方がおすすめです。
つけたままでも、電気代は1日数円でそれほどかかりませんので心配ありません。
置き場所は、
・玄関
・ドア付近
・窓の近く
など蚊が侵入してきそうな場所に置いておくと蚊の侵入をより防ぎやすくなりますよ。
蚊取り線香
昔からある独特の臭いが特徴の「蚊取り線香」
液体蚊取りも同じ成分が含まれていますが、「ピレスロイド」という天然の除虫菊から作られた殺虫成分が使われています。
人間や動物に害がないので煙を吸ってしまっても問題はありません。
ただし、煙があるので喘息がある方は使用を控えた方がよいかもしれませんね。
蚊取り線香は屋外で使用するよりも室内での使用の方が効果を発揮します。
燃やすことで煙とともに殺虫成分を室内に充満させることができるので、蚊が入ってくる前から付けておくと効果が高いです。
臭いが嫌いでないなら、お手頃価格で使用できるので良いと思いますよ。
ワンプッシュ蚊取りスプレー
室内の蚊対策で1番効果があります!
「1プッシュで蚊がいなくなる」という商品で、1プッシュするだけで蚊を退治する薬剤が室内に広がり10時間程度効果が長続きします。
電気も火も使わないので、経済的ですし安心ですよ。
筆者も、蚊が部屋に隠れているときなどに使ったとこがありますが、寝ている時にでも蚊に刺されることがなく、翌日の朝には死んでいる蚊が床に落ちていました。
効き目はすごくて、使った方は皆さんビックリするそうですよ。
こちらの商品も他の蚊取り商品と同じような「ピレスロイド」という薬剤が使われています。蚊にはすごい効き目ですが、人体には影響はほとんどありませんのでご安心を。
ただし、直接人の肌にかかったり、吸い込むとアレルギー反応を起こしてしまったり、かぶれたりすることもあるので、注意してください。
食べ物にもかからないように気をつけてください。
使用する時は薬剤が薄まると効き目もなくなってしまいますので、窓は開けない方が良いと思います。
夏の暑い日はエアコンを使用する日もあると思いますので、そういった時に使用するとすごい効果を発揮すると思いますよ!
玄関・窓際にハーブを置く
これは、蚊が室内に入ってくるのを防ぐ効果が期待できる方法です。
蚊はハーブの香りを嫌います。ハーブを玄関・ドア・窓など蚊が入ってきそうな場所に置いておくと蚊の侵入を防ぐことができます。
人間にとってはハーブはとても良い香りですし、インテリアとしてもおしゃれでおすすめですよ。
虫よけに効果のあると言われているハーブ
・ゼラニウム
・バジル
・ペパーミント
・レモンバーム
・レモングラス
・ローズマリー
・ラベンダー
・ユーカリ
など
植物のお世話は大変だという方は、アロマオイルでも少しは効果があると思います。
室内で蚊に刺されにくくする対策は?
同じ室内に何人か人がいる場合、蚊によく刺される人、刺されない人など決まっていませんか?
蚊にも狙いやすい人がいるので、蚊に刺されにくくする対策をしておくと蚊に刺されることも少しは避けることができると思いますよ。
【蚊はどういう人をよく刺すのか?】
蚊は、人間の体温や匂い、吐く息(二酸化炭素)を感知して人に寄ってきます。
蚊でも血を吸うのは産卵前のメスの蚊だけだと言われいますよ。
・体温が高い人
・汗をかいている人
・化粧をしている人 など
特に蚊に刺されやすくなります。
虫よけを体につける
室内であっても虫よけを体につけることで、蚊に刺されにくくなります。蚊が嫌う臭いや成分が含まれているので、寝ている時にもしておくと蚊に刺されることがなくなると思いますよ。
沢山使いたい方は、『ハッカ油』を使って手作りの虫よけを作ることもおすすめです。
ハッカ油は薬局で買うことができますし、安く作ることができるので試してみてください。
【ハッカ油スプレーの作り方】
用意するもの
・無水エタノール(10ml)
・ハッカ油(20~40滴)
・精製水(90ml)
・スプレー容器
作り方
1、無水エタノールにハッカ油を入れてよく混ぜあわせます。
2、スプレー容器に1.を移し、精製水を加えてよく振り、さらに混ぜあわせます。
*手作りスプレーは長持ちしないため、1週間~10日を目安に使い切るようにしましょう
*使う前にはよく振ってください。
*ハッカ油の原液は刺激が強いため、直接肌につけないようにしましょう。
市販の虫よけスプレーは赤ちゃんには使えないものもありますの、赤ちゃんなど小さいお子様が使うならハーブを使ったオーガニックのものを使ってあげると安心ですよ。
足の裏をアルコールで消毒
「なぜ足の裏?」と思うかもしれませんが、蚊が足の裏の常在菌の臭いをかぎ分けて血を吸いにくるのです。
この常在菌を除去することで、蚊にさされにくくなるそうですよ。
家に帰ってきたら、まずは足をきれいに洗ってください。
寝る前などは足の後ろを消毒液などで拭き取ると蚊に刺されなくなります。
効果があったという方が多い方法なので、一度試してみてください。
こまめに汗を拭く
蚊は人間の汗の臭いが大好きで、汗をたくさんかいている人は蚊に刺されやすくなります。
蚊に刺されにくくするためには、こまめに汗を拭くようにしましょう。
家に帰ってきたら軽くシャワーを浴びるのも効果があると思いますよ。
黒色の服を避ける
蚊の視界は白黒の2色なんですよ!
蚊は白よりも黒っぽいものが好きで寄っていく習性があります。
ですから、黒い服を着ている人は蚊に狙われやすいということです!
室内で過ごす時には、部屋着を白っぽいものにすると蚊に刺されるのを避けられるかもしれませんよ。
アルコールを控える
アルコールを飲むと、体温が上がり、アルコールを分解する際に二酸化炭素が発生するので吐く息の二酸化炭素も増えます。
こういったことから、蚊が好きな条件を作りだしてしまっていることになるので蚊に刺されやすくなります。
夜にアルコールを摂取する人も多いと思いますが、寝ている時に刺される可能性が高くなるので注意しましょう。
赤ちゃんにも安心な室内の蚊対策は?
赤ちゃんは大人よりの体温が高く、新陳代謝も活発なため蚊にさされやすくなっています。
特に月齢が低い赤ちゃんは寝ているだけで動くことができないので、蚊にとっては最高の獲物ですよね…。
可愛い我が子を蚊から守ってあげるためにはどうすればよいのか、
基本的には、先ほど紹介した蚊の対策を行っていただければ赤ちゃんでも大丈夫だと思います。
赤ちゃんが触らないように置き場所には工夫は必要です。
しかし、薬剤が人間には害がないとはいえ、体の小さい赤ちゃんにはあまり使いたくないという方もいるかもしれません。
そういった方は以下のような方法で、赤ちゃんの蚊の対策を行ってください。
オーガニックのハーブの虫よけスプレー
大人が使う虫よけスプレーは赤ちゃんには使用しないようにしてください。
肌荒れを起こす可能性だけでなく、健康に害がでる可能性があるので赤ちゃんへの使用を禁止しているものもあります。
スプレーの中の「ディート」という成分が含まれています。
この成分が蚊に効いて刺しに来なくなるのですが、6ヶ月未満の赤ちゃんには使用できません。
もし、赤ちゃんに蚊よけのために虫よけスプレーを使用するならハーブでできたオーガニック成分のスプレーを使ってください。
植物から作ったものですので、新生児から使えるものもありますよ!
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蚊帳を使う
蚊帳を使うと、その中には蚊が入って来られなくなるので、虫よけも蚊取りも必要ありません。
寝る時だけ使うような小さいサイズのものから、テントのような大きいものまで売られているので、昼間もその中で遊んだり昼寝をすると蚊の餌食になることはありませんよ!
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まとめ
蚊が室内に入っても刺されない対策をしたり、すぐに駆除できる環境になっていれば刺される心配も少なくなりますよ!
すぐに使える場所に蚊対策グッズを準備しておくと家族みんながつかえると思いますので、蚊が多くなる季節の前に揃えておくと安心ですね。
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