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鯉のぼりを出すのはいつからいつまで?片付けに最適な日はある?

投稿日:2018年2月3日 更新日:

5月5日は子どもの日!子どもの日といえば鯉のぼりを連想される方も多いでしょう。

4月末になると多くの家庭で鯉のぼりが出ているのを見かけますが、この鯉のぼりは一体いつ頃から出すのが正解なのでしょうか?
去年は、息子の初節句で何も知らなかったので4月に入ってから鯉のぼりを買いに行き飾りましたが、今年はいつから飾れば良いのだろうと疑問に思い、調べてみることに!

鯉のぼりをいつからいつまで飾るのか、片付けに最適な日があるのか
などまとめましたので、知らない方は参考にしてください。




こいのぼりを出すのはいつから?

鯉のぼりを出すのは春分の日以降が◎

実は、鯉のぼりを出す日には特に決まりはないのです!
雛人形と違い早く飾って早くしまうというようなことはありませんし、 地域によっては端午の節句が6月5日のところもあり、飾る時期はさまざまです。

しかし、出すのが早すぎるのは良くありません。
一般的に、鯉のぼりは春分の日(3月20日、または21日)から飾り始めて良いといわれています。

ちょうど雛人形を片付け終わるのがこの時期なので、男の子と女の子のお子さんがいらっしゃるなら、雛人形と五月飾り入れ替えるとよいですね。

5月に入るとすぐに子どもの日があるので、できれば4月中旬までには出しておきたいですね。

鯉のぼりを出すのは縁起の良い日がおすすめ

鯉のぼりは子どもの成長を願う日なので、縁起の良い時に飾るという方も多いようです。
春分の日~子どもの日までの縁起の良い日はいくつかあります。

・4月の大安の晴れている日

・4月5日頃の清明の日

4月の大安の日

大安というのは、何事にもいい大吉な日で何事も成功する日で、昔から縁起のいい日とされています。
なので、子供の成長や健康を祈る鯉のぼりをあげるのには良いと言われています。

清明の日

清明(せいめい)とは、二十四節気の一つで、4月5日頃にあたります。
すべてが清らかで、けがれがなく縁起の良い日とされています。
中国では墓参りの習慣があり、日本のお盆のような感じです。

【二十四節気(にじゅうしせっき)とは?】

二十四節気は、太陰暦を使用していた時代に、季節を現すための工夫として考え出されたものです。
一年を二十四に等分し、その区切りと区切られた期間とにつけられた名前です。
現在でも季節の節目を示す言葉として使われています。

清明は子どもの日の1か月前ということもあり、鯉のぼりを出すのにはちょうど良い日かもしれませんね。
以下に2018年4月の大安の日、清明の日を載せていますので、ご参考に!

 

 

 

大きな鯉のぼりだと、設置するのはお父さんの仕事という家庭もあるかもしれませんね。その場合は、仕事の休みの時に出すという方が多いかと思いますので、できるだけお日柄の良い時に出されるとよいのではないでしょうか?

それぞれ以下のような日ですよ。

大安:一日中吉
先勝:午前中は吉、午後から凶
先負:午前中は凶、午後から吉
赤口:お昼時吉それ以外は凶
友引:朝夕吉それ以外は凶
仏滅:一日中凶



鯉のぼりを出すのはいつまで?片付けに最適な日?

鯉のぼりの片付けの時期についても、特に決まりはありません!

5月の後半になってしまうと梅雨が近づき、空気中の湿度が高くなってくるので、鯉のぼりのことを考えるなら5月中旬くらいまでには片付ける方が良いでしょう。

片付けの時期に関しても、鯉のぼりが縁起物ということで縁起の良い日に片付けるのが良いという方もいらっしゃいますので、片付けるのも大安の日にするとよいと言われています。

 

鯉のぼりは小満の日までに片付けるのが良い!

季節の節目として二十四節気で片づけの日を考えるなら、小満の日までに片付けるのが良いと言われています。

小満(しょうまん)の日は5月21日頃で、すべてのものが成長して一定の大きさになっている頃という意味があります。
この小満の日を過ぎた頃から、新緑の緑が濃くなっていく時期でもあり、植物が大きく成長した頃という意味でもあります。

縁起が良さそうですし、6月には梅雨に入る地域もあるので小満の日(5月21日頃)までに片付けるのが望ましいでしょう。

【鯉のぼりの片付けに最適な日】

・5月の大安の日

・小満の日(5月21日頃)まで

以下に2018年の小満までの大安の日を載せていますので参考に!



鯉のぼりを片付ける時の注意点は?

鯉のぼりの片付けはよく晴れた乾燥した日がおすすめ

鯉のぼりは子どもの日を過ぎてから、小満の日(5月21日頃)までに片付けるのが良いとお伝えしましたが、鯉のぼりを片付ける時には、空気の乾燥した天気の良い日がおすすめです!

湿度が高い時や、濡れたまま片付けると1年後に出した時にカビが生えてしまっている可能性があります。
乾燥している日であれば、来年まできれいに保管することができますよ。

 

鯉のぼりの片付け前に汚れを落とす!

来年もきれいに飾って子どもの成長を祈願できるように、今年の汚れは今年の内にきれいにしてから片付けましょう。
室内で飾っている方はホコリが被っている程度かもしれませんが、ベランダや庭で鯉のぼりを飾っていた方は汚れがひどい可能性が。

そのままにしておくと生地が傷んだり、色落ちしてしまうこともあるので、きれいにしてから片付けるようにしてください。

こいのぼりをクリーニング出すと、色落ちや金粉が取れてしまうことがあるそうです。
あまりオススメできないので、家庭での手洗いが良いでしょう。

【鯉のぼりの汚れの落とし方】

鯉のぼりの汚れがひどくない場合は、
・お水で優しく洗うか
・濡らした雑巾で優しく拭く
程度で良いでしょう。

汚れがどうしても気になる場合は中性洗剤などを使って洗います。
お風呂の浴槽にぬるめのお湯を張り、中性洗剤(おしゃれ着用などが◎)を入れて、鯉のぼりをつけ置き洗いをし、その後優しく押し洗いをします。
※漂白剤が入っているものは×

強くゴシゴシと洗う金箔の部分がはがれたり、変色してしまう可能性があります。
すすぎ残しが無いようにしっかり、すすいで洗剤をおとしてください。

干す時も、金箔やシール部分など模様がはがれる原因となるのであまり絞らない方が良いですよ。
乾燥機アイロンなども使わないようにしてください。

しっかり乾かしてた後は、乾燥剤を入れて湿気の少ない場所に片付けますしょう。

 

 

まとめ

いかがでしかた?

鯉のぼりは子どもの成長を祝う縁起物なので、出す日も片付ける日も縁起の良い日が良いのですね!
決してこの日に出さなくてはいけない、ということはありませんので、参考までに知っておくと良いと思います。

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