暑くなってくると蚊がたくさんでてきますが、蚊に刺されるとかゆくなったり赤く腫れたりするので、できれば刺されたくありませんよね。
同じ場所にいても、刺されやすい人と、刺されにくい人がいませんか?
その違いっていったい何なんでしょうか?
蚊に刺されやすい人には何か特徴があるのでしょうか?血液型?それともそういった体質?
蚊にさされにくくするための対策方法などもまとめましたのでこの夏はぜひ試してくださいね!
Contents
蚊に刺されやすい人の特徴は?刺されやすい体質だから?
蚊はどうやって人間を選んでいる?
実は、全ての蚊が血を吸うわけではないのはご存知でしたか?
蚊は100種類程いますが、その中でも血を吸うのは「ヒトスジシマカ」と「アカイエカ」の2種類だけです。
さらにその2種類の中でも、産卵前のメスしか人間の血を吸いません。
その割にはよく吸われている気がしますね…。
蚊は、人間や動物の体温や吐く息(二酸化炭素)、汗に含まれる乳酸などの物質に反応して近寄って来ています。
蚊に刺されやすいのに体質は関係ある?
蚊が血を吸うターゲットとして選びやすいのは以下のような人だと言われています。
・体温が高い人
・肺活量の多い人
・汗をよくかく人
・化粧をしている人
・香水をつけている人
などが刺されやすいと言われています。
汗をかきやすい体質の人や、太り気味で体温が高くて汗をかきやすいなどの体質の人は蚊にさされやすいのです。
体臭がきつい人も要注意です。
また、赤ちゃんは大人よりも体温が高く、妊娠している方も体温が高くなる傾向があります。
また、妊婦になると二酸化炭素の排気量が21%ほど増加するため、蚊に刺されやすくなりますので注意してください。
化粧をしていたり、香水をつけている人に寄ってくるのは、化粧品や香水に含まれている化学薬品の中に蚊の好む成分が含まれているからだと言われています。
蚊に刺されやすいのに血液型は関係ある?
たまに血液型のよって蚊に刺されやすい、という話を聞いたことがありませんか?
噂によると、最も刺されやすいのはO型。
次がB型で、1番刺されにくいのはA型と言われています。
蚊と人の血液型との関係についてはいろんな実験や研究が行われています。
その結果から分かったことは、『O型の人が分泌する成分が他の血液型の人と比べると蚊を引き付けやすい』という報告が一部の研究で明らかになりました。
その成分というのが、花の蜜の成分に似ているのだそうです。
蚊は、産卵前のメスしか血を吸いませんが、その他の蚊は木の樹脂や花の蜜などを吸って生きています。
メスも産卵前は花の蜜などを吸っているんだそうです。
しかし、具体的に蚊を引き寄せる成分は解明されておらず、科学的な根拠もなく、他の血液型の人も刺されていることから血液型は蚊に刺されやすいことに関係はないといわれています。
私自身はA型ですが、周りの人よりも刺されやすい気がします…。
血液型は関係なさそうですね!
蚊に刺されやすい人の対策は?
では、どういった人が蚊に刺されやすい蚊が分かったところで、刺されやすい人ができるだけ蚊を避けるためにできる対策をまとめました。
簡単にできることもあるので、できることから試してみてください。
虫よけスプレーをつける
虫よけスプレーには蚊の神経を弱らせて人間を感知できないようにする成分が含まれています。
スプレーをすることで蚊が近くにいても刺さなくなるのはそういった効果があるからなんですよ!
ただし、大人用の虫よけスプレーは乳幼児への使用が制限されているものも多くあります。
成分の中に「ディート」というものが含まれているのですが、その成分は乳幼児の健康に害を与える可能性があるので使用が禁止されていたり、使用回数が決められているのです。
小さい子供に虫よけスプレーをするのなら、ディート不使用のハーブで作られたものを使用してください。
蚊はハーブの匂いを嫌います。近寄ってこなくなりますので、庭や玄関、窓あたりにハーブを置くのもおすすめの蚊の対策ですよ。
アルコールを控える
アルコールを摂取すると、体温が上がりますし、アルコールを分解することで二酸化炭素の排出量が増えるそうです。
そのため蚊が察知しやすく蚊に刺されやすくなってしまいます。
夜にお酒を飲む方も多いと思いますが、その方は寝ている時に刺されてしまう可能性があります。
部屋に蚊を入れないように徹底するか、アルコールを控えることで刺されにくくなると思います。
黒い服を着ない
蚊の視界は白と黒の2色しか見えていません。
蚊は白よりも黒を好んで近寄る習性があるので、黒い服を着ていたり、焼けて肌の色が黒い人の方が蚊に刺されやすいといわれています。
蚊が多そうなところに出かけ時には、できるだけ黒っぽい服を避けて、白っぽい服を着る用にしてくださいね。
足の後ろを消毒する
蚊は臭いや科学物質などに反応して血を吸いにきます。
なんと、人の足の裏の常在菌に反応して刺しにきていることが判明しています。
どの人の皮膚にも常在菌はいるのですが、足の裏にその常在菌の種類が多い人ほど刺されやすい傾向があるそうです。
対策としては、靴下を履いたり、帰宅したら足をキレイにあらう、足の裏を除菌シートなどで拭くということができます。
実際に足の裏を寝る前に拭いた人は、寝ている時に刺されなくなったという方もいますよ。
汗をこまめに拭く
蚊は汗の中に乳酸の匂いが大好きで、汗をたくさんかく人に近寄ってきます。
汗をかいてもすぐに拭いておくことで乳酸の匂いが発生することも防ぐことができますよ。
外出中はタオルや汗ふきシートなどで対応し、帰宅してからは軽くシャワーを浴びると足の裏もきれいにできるのでおすすめです。
まとめ
蚊にさされやすかった人は刺されやすい特徴は当てはまっていましたか?
刺されないようにする対策を行うことで少しは蚊から身を守ることができるとおもいますので、できることから蚊の対策を行ってみてくださいね。
関連記事
庭の蚊を寄せ付けずに撃退する方法や対策は?効果的なグッズもあり!
室内の蚊対策で効果のある方法は?刺されにくくする対策や赤ちゃんにも安心して使えるものは?