暑くなると毎年聞こえてくる「プーン」という嫌な音…
その正体は『蚊』です!
音を聞くだけでかゆくなってきてしまいそうな方もいるのではないでしょうか?
筆者の家の庭にはいろんな植物がたくさん植えてあるせいなのか、尋常でないくらい蚊が多い年もありました。
庭に出て1分もしない内に蚊が集まってきて、蚊の餌食になってしまっていました。
庭でガーデニングや子どものプールをすることも度々あり、その度に蚊の対策をやってきましたので、実体験から効果のあった撃退法もご紹介しています!
Contents
庭の蚊を増やさない方法や対策!
まずは、蚊を増やさないためにも蚊が卵を産めない環境、幼虫が育てない環境を作りましょう。
蚊は水のある所に卵を産み、水があるところでないと卵から幼虫(ボウフラ)、成虫にはなりません。
蚊は気温が25~30℃あれば、10日もしない内に卵から成虫になってしまうので注意です!
庭に水たまりを作らない
鉢植えやバケツなど少しでも水が溜まるところがあればすぐに水を捨てましょう。
もし5日ほど水がたまった状態ならすでに蚊が卵を産んでいる可能性があるので、今すぐに水を捨てましょう!
銅製品でボウフラを駆除する
水を捨てることができない場合などには、銅製品を水の中に入れると、銅イオンの効果でボウフラを死滅させることができます。
銅線なんて普段は家庭にないと思いますので、無い場合は10円玉でも同じ効果が得られるそうです!
細かな検証によると、1ℓの水では10円玉10枚でボウフラが半減し、20枚で完全に死滅するといいます。
水の量が多くなればなるほど銅の量も多く必要ですので、調節していれてみてください。
洗剤・漂白剤でボウフラを駆除する
既にボウフラが水たまり発生してしまっていたら、水を捨てられる場合は捨てる前に駆除してしまいましょう。
方法は簡単!水の中に食器洗剤などの中性洗剤やキッチンハイターなどの塩素系の漂白剤を数滴入れるだけです。
中性洗剤は死滅するまで3日程かかり、漂白剤は1日あれば死滅します。
どちらも家庭にあるところが多いと思いますので、ウヨウヨと気持ち悪いボウフラをやっつけてくださいね。
側溝や排水溝にもボウフラ駆除
私の家の場合は側溝から蚊が発生している可能性が大ですので、こちらは今年試してみようと思って調べてみました。
家の周辺に側溝や排水溝がある場合は、いくら庭の対策をやっていても意味がありません。
成虫になった蚊は外から飛んできて庭に来てしまいますよ。
側溝などは水の流れがあるので洗剤や漂白剤は使用できません。
側溝・排水溝などの場合は、錠剤の殺虫剤を使用すると良いですよ。
・デミリン発砲錠
・ボンフラン
・ハイカブシン錠剤
という業務用の錠剤がホームセンターなどで売られています。
量が多いので高いのですが、プロが使うもので効果も期待できそうですよ。
業務用なので量も多いですが、少しずつ
使うこともできますので便利です。
筆者も今年はこの方法を試してみる予定です。
効果があればまたお伝えします!
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庭に蚊を寄せ付けない方法や対策は?
蚊が成長しないような環境にしていても蚊が外からやってこともあると思います。
できるだけ庭にも入れたくない!という方も多いと思いますが、蚊を寄せ付けない対策もあるのでご紹介します。
ハーブなどの植物を置く
ハーブの中には蚊などの虫が嫌う臭いや成分を持つものが多いので、窓辺や庭にそういったハーブを置いたり植えたりすると自然のガードが作れます。
蚊が嫌いな植物をいくつかご紹介します。
■バジル
育てると料理にも使えるので一石二鳥!プランターなどでも育てられるのでマンションのベランダでも育てられます。
■レモンバーム
ナチュラル素材の虫除けスプレーにもレモンバームの精油がよく用いられています。
丈夫でどんどん広がっていくので、庭をガードするの良さそうです。
■レモングラス
レモングラスには、蚊よけキャンドルなどに多く使われているシトロネラが含まれています。レモングラスが放つ刺激ある香りで人間の体臭が分散し、蚊が分からなくなるという説も。
その他には、
■ペパーミント
■ローズマリー
■ラベンダー
■ユーカリ
なども虫除けに効果があるといわれています。
扇風機で風を送る
蚊は時速2.4kmほどの飛行能力しかないので、風が強い時には飛ばされてしまいます。
人工的に風を作れる扇風機などを部屋から庭に送ることで蚊が近寄ることが防ぐことができます。
また、強い風にあたることで蚊の人間の体温や二酸化炭素を感知する能力が低くなるので、蚊が近寄りにくくなります。
庭でお子さんがプールをするときなどに安全かつ涼しいのでおすすめの方法です。
庭にいる蚊を撃退する方法や対策は?
蚊に成長しないような対策、近寄ってこないような対策をしていても蚊が庭に入り込んでしまうことはあります。
庭で何かしている時には、蚊1匹でも近寄って欲しくないですよね。
そんな時に役立つ、蚊がいる時の撃退法をまとめました。
蚊除けスプレー
これは効果抜群です!
庭に出ようと思っている時に、網戸の外にすでに蚊がいる時などにも使用すると撃退できます。
部屋の中からスプレーしても良いのですが、風向きによっては部屋の中に逆流してしまうので注意!
庭でガーデニングをする時にも、蚊が隠れていそうなところに始める前にスプレーしておくと蚊が弱って出てこなくなりますよ。
ただし、蚊除けスプレーを使いすぎると、何本も買うことになりお金がかかるのがデメリットです。
蚊取り線香
昔からあるこちらのグッズは、「蚊取り」という名前なだけあって蚊を退治する効果はあります。
しかし、室内での使用であれば蚊を殺すことが可能ですが、野外では近付に近づけない程の効果があります。
庭などで使用するときには風があると蚊取り線香の効果は薄れてしまいます。
蚊取り線香の効果の出る範囲は半径2mほどしかありません。
蚊取り線香の近くにいるなら問題ありませんが、庭を移動する場合は腰から下げて携帯できる蚊取りなどもあるのでそちらがおすすめです。
最近では電気蚊取りもあり、こちらは火を使わないので小さなお子さんを庭で遊ばせる時などには近くに置いても危なくないので良いと思います。
モスキートトラップ
モスキートトラップとは、光を利用して人工的に二酸化炭素を発生させて蚊などの虫を駆除するためのものです。
日本の蚊の対策としてモスキートトラップはあまり見かけませんが、海外では蚊の駆除によく使われています。
画像引用:ameblo
最近では、モスキートトラップをペットボトルを使って作って蚊の駆除に使われている方も増えてきています。
自宅で簡単に、しかも安く作ることができるので、蚊をどうにかしたいという方は試しにやってみてください。
モスキートトラップの作り方
【材料】
・ペットボトル
・カッター(はさみ)
・砂糖 50g
・水 100g
・ドライイースト 2g
【作り方】
1.ペットボトルの上から20%程度のところでカット
2.切った部分を逆さにしてジョウゴのように逆さにしてはめる。
3.ペットボトルが1リットル入りなら、この中に砂糖50gと水100g、そしてドライイーストを2g入れる。
4.周囲を黒い紙で包んで完成。
ペットボトルに砂糖とイースト菌をいれて炭酸ガスを発生させて蚊を集めています。
黒い紙で包むのは、黒は蚊が集まりやすい色だと言われています。
置く場所は、できるだけ風の当たらない暗いところがおすすめです。
この手作り蚊とりボトルは、約2週間効果があります。
2週間経過していなくても、悪臭が発生したら中身を交換しましょう。
作るのが面倒な方は購入して蚊の駆除を行ってくださいね。
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まとめ
いかがでしたか?
ご紹介した方法や対策で今年は少しでも蚊がいなくなると、より快適な生活ができますね。
モスキートトラップは室内でも置くことができるので、一度試してください!