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紫外線対策!怖い紫外線を避ける5つの方法をご紹介!

投稿日:2018年2月23日 更新日:

紫外線は体に浴びすぎると良くない、ということを聞いたことがあると思います。
しかし、紫外線は目に見えないので私たちの体にどのような影響が出ているのか分かりにくいですよね。

紫外線を浴びすぎるとどうなってしまうのか、その怖さを知ると紫外線対策の大切さがわかると思いますよ!
紫外線を避けるための具体的な方法をご紹介していますので、今日からあなたも紫外線を浴びすぎないように気をつけましょう!




紫外線は怖い?紫外線についての基礎知識

紫外線とは?どんな種類があるの?


画像引用:http://bibico.jp/1623

太陽からの光は、波長により「赤外線」「可視光線」「紫外線」の3つに分けられます。
紫外線は、太陽の光の中では波長が短く、一番エネルギーが高い光です。
紫外線には大きく分けて2つあり、『UV‐A波』、『UV-B波』、『UV-C波』があります。

UV-A波
長時間浴びると、A波は肌の真皮まで到達するのでシミシワたるみ、肌の色を黒くする色素沈着などを引き起こす原因に。

UV-B波
A派に比べると最大で1000倍有害性が強いと言われています。
B波は肌の表面に強く影響を与えため、日焼けシミシワソバカス、乾燥肌など肌の老化を進めるだけでなく、皮膚がん、白内障、免疫力低下などの健康被害も多いです。

UV-C波
UV-Cは、UV-B波よりも有害な紫外線です。
通常は、オゾン層によって吸収され地上まで届くことがなかったのですが、近年のオゾン層破壊によってその危険性が危惧されております。

 

1年間で紫外線が強くなるのはいつ?


画像引用:http://www.nihon-loreal.jp/uva/uv_ray/year_data.html

こちらの図を見てお分かりいただけるように、紫外線は年中降り注いでいるのです。
やはり、暑くなってくる時期である5月~9月頃までは紫外線量が多くなっています。

シミやシワの原因になるUV-A波は、6月が1年で最も多く紫外線が降り注いでいます。
日焼けなどはの心配は、UV-B波が強くなる7月、8月に注意する必要がありそうですね。

紫外線が強くなる時間は?

1日のうち紫外線が最も強くなる時間帯は午前10時~午後2時頃と言われています。
太陽高度が最も高くなる正午頃(12時前後)に紫外線量が1日で最も多くなります。

太陽が丁度真上に差し掛かかってから傾き始めるまでです。
この約4時間で、1日で降り注ぐ紫外線の量の約50%以上を占めているされます。

逆に一番紫外線の量が少ないのが、日の出と日の入りごろです。



紫外線対策は必要?紫外線が人に与える影響とは?

紫外線対策をしないとダメ?紫外線が与える影響は?

UV-A波と、UV-B波は体に悪影響があることがわかっています。

UV-B波は、人間の健康に悪影響を与える可能性があります。
紫外線を大量に浴びることで、皮膚がん、白内障、免疫力の低下する原因になります。
WHO(世界保健機関)によると、白内障の約20%は紫外線が原因だとされています。

紫外線を浴びることによって活性酸素が発生するので、日光を浴びるだけで疲れを感じやすく、免疫力も低下するといわれています。

UV-A波は、人間の肌に悪影響を与える可能性があります。
すぐに肌が黒くなるUV-B波の方が一見肌への影響が強いような感じがしますが、近年の研究でUV-A波がシミやしわの発生に大きく関わっているということが分かったそうです。

波長が長いUV-A波は、肌の奥深くまで到達し、じわじわと肌に様々な影響を及ぼします。
コラーゲンを変性させ、シワの原因になり、気付かない間に肌に悪影響が出てくると言います。

すぐに目には変化が見えませんが、年齢を重ねることにその影響がでてくる可能性があります。

 

肌や身体の健康を守るためにも、紫外線を対策をしたほうが良いといえるでしょう。

 

紫外線の良い影響はないの?

紫外線を浴びる影響は悪いことばかりではありませんよ。

歯や骨を強くする
人間の体は、日光を浴びることで骨や歯を強くするビタミンDを作りだすことが出来ます。
1日に15~30分程度浴びることによって1日の必要量を体の中で作ることが出来ることが分かっています。

 

免疫力を高める
太陽の光は、人体の免疫力を高める作用があり、病気になりにくくなると言われています。
日光を1日20分浴びると血圧が下がり、心臓病や脳卒中などの発症リスクを抑えられるそうです。

 

精神を安定させる
日光が目に入ることにより、脳内ではセロトニンという覚醒をうながすホルモンが分泌されます。
セロトニンは感情をコントロールするために必要不可欠なホルモンです。
1日中家の中にいると鬱っぽくなるのは、このホルモンが出ないためだといわれています。

 

体のリズムを整える
人の体は、日光を浴びて体のリズムを整えます。
日中に日光を浴びることで夜に眠るための準備を整え、安眠効果もある言われています。

 


怖い紫外線を避ける!5つの紫外線対策方法をご紹介!

適度に日光を浴びるのは体に良いということがお分かりいただけたと思います。
浴びすぎは体や肌などに良くないので、やはり紫外線対策は必要でしょう。

紫外線を避けるための、『紫外線対策方法』をまとめました。
その日の紫外線の強さに応じて、ご自身で対策をされると良いと思います。

日焼け止めを塗る

ドラッグストアにもたくさんの種類の日焼け止めがあります。
日焼け止めを塗ることで、肌に浴びる紫外線を防ぐことができますよ。

日焼け止めには、「SPF25 PA++」などと記載があります。
『SPA』『PA』という表記がありますが、どういった意味があるかご存知ですか?

SPFとは
「サン・プロテクション・ファクター」の略で、紫外線防御指数とも呼ばれます。
このSPFは、UV-Bを防ぐ効果を現しています。

SPFの後に付いている数字×約20分の時間、紫外線から肌を守ってくれる目安を表しています。
数字が大きいほど、紫外線を防いでくれる時間は長くなりますが、肌への影響も大きくなるそうです。

PAとは
UV-Aを防ぐ効果を現しています。
PAは黒くなる日焼けを防ぐ効果を示しています。

PA値には3段階あり、「+」が多いほど効果が高いことを示します。
日常の生活の中では、「PA+」か「PA++」程度でも充分だと言われています。

効果が強いものでも、汗や皮脂で落ちてしまうことがあるので、2~3時間で塗りなおすことで効果を持続することができますよ!
化粧下地やファンデーションにもSPF、PAが入っているものが増えていますので、日常生活で紫外線対策ができますね。

日陰や地下道、建物の中を歩く

できるだけ直射日光に当たらないような場所を選んで歩くようにしてください。

直射日光が100%だとすると、日影では約70~80%の紫外線量と言われています。
紫外線チェッカーが日なたと変わらないくらいだった、という話もありました。

紫外線は反射するので陰でも完全に防ぐことはできないようですが、直射日光を浴びるよりはマシですね。

 

地下道や建物の中の方が、直射日光の反射も防げるので紫外線対策として有効だと思いますよ。
UV-Aは窓などのガラスも通り抜けるので、日の差し込む窓際などには注意が必要です。

日傘や帽子をかぶる

日傘や帽子を使用することで、上からの紫外線を防ぐことができます。

帽子にはいろんなデザインがありますが、紫外線対策を考えるとつばが広めで全周囲にあるものがおすすめです。
前にしかつばが付いていないものでも良いですが、首の後ろが守ることができません。
また、つばが短いほど紫外線はカットできませんので、つばの長いものを選んでくださいね。

画像引用:http://www.skincare-univ.com/article/000046/

 

日傘は、最近では男性でも持ちやすいデザインのものも増えていますので、男女問わず紫外線対策として使用すると良いと思います。
UVカットしてくれるような生地のものを選びましょう。

何色の傘が1番紫外線カットをしてくれるかというと、白でも黒でもあまり差はないと言われています。
ただし、地面から反射した紫外線を防ぐためには内側は黒い方がおすすめです
内側が白だと反射した紫外線が肌に届いてしまうのです。

 

また、日傘のUVカット加工の寿命は2~5年ほどだと言われています。
壊れていないからと、長年使っているものはUVカットの機能がなくなってしまっていることがありますよ。
傘を使用するだけでも、日陰を作ることができ暑さをしのぐことができるので特に、真夏などには必須アイテムですよ。

 

ストールや長袖の服で肌の露出を避ける

顔だけでなく、体も紫外線に当てたくないという方はストールで首を守ったり、長袖の服やアームカバーを着用することで腕なども守ることができます。

紫外線が強くなる春頃からUV加工された衣類がたくさん売られるようになりますよ。
紫外線の強くなる夏でも使えるように、UV加工されていて涼しげな素材のものを選ぶと良いでしょう。

 

実は、服の色によって紫外線カット率が違うんですよ!
濃い色の洋服は、夏は暑苦しく感じますが、紫外線を一番カットしてくれるのは黒い服です。


画像引用:http://www.skincare-univ.com/article/000046/

 

「黒く、生地が厚く目のつまった織り方の衣類」が一番紫外線を通しにくいと言われています。
色が白に近づくにつれて紫外線があたりやすくなります。

ポリエステル、ビニロン、羊毛が紫外線カット率の高い素材ですよ。
目のつまった織り方のものが紫外線を通しにくくなります。

 

サングラスをかける

肌と同じように、目に紫外線が入った場合も目はダメージを受けています。

角膜に紫外線があたると、角膜が炎症を起こし、強い目の痛みや充血といった症状が出ることがあります。
さらに、ダメージを受け続ければそれは蓄積され、目の細胞を破壊して白内障などの病気につながることがあります。

 

こういった病気を予防するために、サングラスコンタクトレンズなどで目に入る紫外線を防ぐことが有効とされています。

サングラスを選ぶ時には、濃い色のものが良いわけではありません。
濃いサングラスをしていると瞳孔が開いて紫外線を余分に目の中に入れてしまう可能性がありますので、色は薄いものを選びましょう。
UVカットされているのであれば、無色透明のものでもOKです。

レンズが小さいと側面から入りこむ紫外線は防ぎきれませんので、大きめのものや、目を覆うようにピッタリとガードするタイプのものを選ぶようにしてください。

コンタクトレンズの場合は、UVカットのものでも黒目しか守ることができないので、帽子をかぶることで紫外線をカットするのに有効ですよ。

 

まとめ

紫外線は肌だけでなく、人間の健康にも悪影響が出る恐れがあるので、紫外線の強い季節にはとくに注意してください。

取り入れやすい紫外線対策から行ってみると良いと思いますよ!
自分自身の健康や肌の為にも、日頃から行うようにしてくださいね。

 

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