マインドフルネス

マインドフルネスの科学的根拠は?ホルモンが整う?脳科学??

投稿日:2017年11月5日 更新日:

これほどマインドフルネスが世界中で流行している大きな理由の一つとして、科学的根拠がきちんと整っているということが挙げられます。もともとマインドフルネスは仏教の禅を参考にしています。仏教徒以外の人々がたくさんいる欧米諸国の人たちが、なぜマインドフルネス瞑想を実践しているのか?それは、科学的根拠がそろっているからにほかなりません。科学的根拠なしに良いと伝わってきた禅やヨガ、瞑想の技術。それだけいいと言われている科学的根拠は何なのでしょうか。


マインドフルネスの科学的根拠 ホルモン

現代では、一昔前からされていた脳の研究が世界中で花開き、その成果がどんどんでてきています。そもそも、脳の研究がさかんに行わていた理由とすれば、AI(人工知能)を開発するため、ということが大きな要因と言えるでしょう。AI(人工知能)を作っていために、人間の脳を深く研究する必要があったのです。研究を進めていく際、他の様々な脳の秘密も分かってきたのです。まず大前提として、脳の可塑性ということを発見しました。脳は変化するという性質があるのです。これまで脳は絶対に変わらないとした前提を覆すものでした。そこから脳の研究がさらに進んでいったのですね。マインドフルネスを語るうえで、神経伝達物質、通称ホルモンの名前が数多く出てきます。ホルモンについて見ていきましょう。

神経伝達物質 ホルモン

よくホルモンの分泌が、ということを聞いたことがあります。別名、神経伝達物質と言われ、脳内から分泌されたり、脳から指令を送って各場所から分泌されたりするのです。有名なホルモンをいくつかあげてみます。

ドーパミン

ドーパミンが分泌されると人間は幸福を感じます。仕事を達成して「やった」と感じたり、物を食べて「美味しい」と感じたり、「気持ちよい」と感じたりする時、ドーパミンが分泌されています。それら全てを司るホルモンなので報酬系と呼ばれています。まさに人間の報酬と言えます。このドーパミンをだすために、人間は生きていると言っても過言ではないとも言われています。

ノルアドレナリン

人間の原始からある脳に「闘争か逃走」という指令を出す器官があります。その指令を出す際に分泌されるものです。恐怖や不安によってノルアドレナリンが分泌されると注意、集中力、覚醒度が上がることが分かっています。

アドレナリン

勝負物質とも言われ、興奮や怒りと関連して分泌されます。アドレナリンが分泌されると、身体機能を一時的に高めてくれます。その為に、このホルモンを上手に使いこなすことで高いパフォーマンスを上げている一流のアスリートも多いそうです。

セロトニン

癒しホルモンと言われ、覚醒、気分、心の安定と深く関係しています。セロトニンが枯渇することでうつ状態を誘発することが分かっています。セロトニン神経を適切に活性化することで、気分の落ち込みを抑えることできます。セロトニンを活性化する方法は咀嚼、日光を浴びる、リズム運動が挙げられます。

メラトニン

メラトニンは睡眠物質と呼ばれているとおり、分泌されると眠気が生じます。熟睡、疲労回復のために必要不可欠な脳内物質です。セロトニンと交互に出ることも分かっていて、このメラトニンが適切にでることがセロトニンの適切な分泌につながります。

アセチルコリン

アセチルコリンは認知機能とひらめきに深くかかわっています。喫煙を続けると、アセチルコリンが生成されづらくなることが分かっています。原料であるレシチンを卵黄や大豆から補給すると良いそうです。

エンドルフィン

脳内麻薬と呼ばれ、至福感・恍惚感が出ます。集中力、想像力、記憶力が高まり、精神的ストトレスを解消することもできます。身体を修復し、免疫力を高めることも同時に行います。感謝したり、されたりするとエンドルフィンが多く分泌されることが分かっています。


マインドフルネスを行うことにより、これらのホルモンが適切に分泌される

上記のホルモンの説明にもあるように、過剰に分泌されたり、枯渇したりすると心身に影響を及ぼすことが分かっています。例えばセロトニンが枯渇したらうつ状態に、ドーパミンが過剰になると統合失調状態にといった感じです。何事もバランスが大切なのですね。実は、マインドフルネスを行うとそれらの分泌、処理を適切に行ってくれるのです。別の言い方で言えば、自律神経が整う、という表現もされます。人間が適切に生きていく上で、自然に、そして最適にホルモンをコントロールしていくことができるのです。

マインドフルネスの科学的根拠 脳科学

昨今のマインドフルネスブームを牽引しているのは明らかに科学的な視点があるということが言えます。しかも、脳科学という分野も一般的になりつつあり、それらと心理学、哲学などを組み合わせることで、さらに有効な効果の根拠を得ることができているのです。マインドフルネスに限らず、これまで言われてきた心理学などの裏付けが、科学的に証明されつつあるという言い方もできるかもしれません。

脳科学はAIにより発達した?

脳科学と言う言葉自体が、日本ではまだあまり馴染みがないかもしれません。最近になってようやく聞いたことがある、という方も多いでしょう。しかし、欧米では数十年前よりいわゆる脳科学という分野をずっと研究していたようなのです。それは、AI(人工知能)の発達を促進するためにどんどん人間の脳を解剖して研究していこうとすることもあったのでしょう。その研究の成果・恩恵が、現代になって様々な方面にでているというのが今の現状と言えます。

心の動き?脳の動き?

よく言われることに、「心はどこにありますか」といった質問をなされます。ほとんどの人は胸を指さしますが、それは心臓が動いたり、感情が変化するに従って胸が躍ったり、痛くなったりする経験があるからです。実際にはどうなっているのかというと、当然全て脳で処理が行われていると言えます。では、脳の動きって何なのでしょうか?今現在分かっていることは、上記の神経伝達物質が出るということ、そしてそれらの信号が電気回路のようなもので伝わっているということです。このような事実を駆使して、半身不随の人が歩けるようになったりという例が世界中でどんどん報告されてきています。こうしている今も、脳についての秘密が次々に分かってきています。マインドフルネスだけでなく、どのようなことも科学的根拠、脳科学で解明できる日もそう遠くないかもしれません。

まとめ

・マインドフルネスの科学的根拠には脳科学の研究結果が多く入っている。

・その結果、成果はホルモンレベルで分かっている為、マインドフルネスの効果が実際に可視化されて分かりやすくなっている。




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