子育て

子供の虫歯予防する歯磨き粉!安全なものを選ぶポイントやおすすめを紹介!

投稿日:2018年12月29日 更新日:

 

 

子供の歯は軟質で虫歯も進行しやすいという特徴があります。

毎日の歯磨きをしっかりとおこなうことで虫歯予防をすることができますが、より虫歯予防を効果的にするアイテムとして『歯磨き粉』を使用される方も多いと思います。

 

子供用の歯磨き粉にもいろんな種類がありますが、どのような歯磨き粉を選ぶと虫歯に効果的なのでしょうか?

できれば小さい子供に使うものなので、万が一飲み込んでしまっても大丈夫な安全なものを使いたいと考えている方も多いと思います。

 

こちらでは、子供に安全に使えて虫歯予防に効果的な歯磨き粉の選び方おすすめの歯磨き粉をご紹介しています。

ぜひ歯磨き粉選びの参考にしてください。

 




子供の虫歯予防するために歯磨き粉は必要?

 

歯は1歳未満で生え始め、乳歯が生えそろうのは2歳前後です。

早い子では6歳頃から歯が生え変わり永久歯が生えてきます。

 

永久歯は一生付き合っていく自分の歯になるので、虫歯にさせないように気を付けようと思っている方もいるかもしれませんが、乳歯の時の口内環境が永久歯にも影響してくるので、赤ちゃんの時から虫歯になりにくい口内環境を作ることがとても大切だと言われています。

 

 

子供は虫歯になりやすい?虫歯ができる条件

 

 

そもそも虫歯ってどうやってできるかはご存知ですか?

 

「甘い物をたくさん食べたから」「歯磨きをしなかったから」

同じことをしても虫歯ができる子とできない子がいるのは、お口の中の環境が違うからです。

 

虫歯ができる条件

  • 虫歯菌(ミュータンス菌)の数
  • 甘い物(糖)の摂取
  • 虫歯になりやすい歯の質

 

①虫歯菌(ミュータンス菌)の数

虫歯菌は糖をエサにして増殖し、歯垢をつくり、酸を出します。
口の中が酸性になり、歯が溶けやすくなってしまいます。

人によっては虫歯菌がいない人もいます。

産まれたばかりの赤ちゃんの口の中にはいませんが、生活の中で大人から虫歯菌をもらってしまっているのです。

 

 

②甘い物(糖)の摂取

口の中は唾液によって中性に保たれていますが、甘い物を食べることで、その糖は虫歯菌のエサとなります。

甘い物を食べた後は口の中が酸性になりやすいのです。

 

 

③虫歯になりやすい歯の質

人によって歯の強度が異なります。

特に、乳歯は永久歯に比べるとエナメル質や象牙質が半分ほどで軟質な歯をしています。
薄くて脆く、再石灰化の力も弱いので一度虫歯になると進行も早いのが特徴です。

 

口の中が酸性になっている時間が長ければ長いほど虫歯はできやすくなります。

だらだらと甘いお菓子やジュースを口にしていると虫歯になりやすくなりますので、決まった時間におやつを食べることが大切です。

 

 

子供の虫歯予防のために歯磨き粉は必要?

 

 

虫歯にならないために口の中を清潔にすることがとても大切ですが、歯磨き粉は必要なのでしょうか?

 

子供の場合、歯磨き粉がなくて十分に虫歯を予防することは可能だと言われています。

これは、大人がしっかりと仕上げ磨きをした場合です。

 

しかし、お子さんの中には歯磨きが嫌いがったり、なかなかじっとして磨かせてくれなかったりという場合もあると思います。

そんな時には甘くておいしい子供用の歯磨き粉を使用することはとても効果的だと思います。

 

お子さんの好きな味の歯磨きを準備してあげることで歯磨きの時間が楽しみになる場合も多いようです。(私の息子も歯磨き粉を使い始めてかた歯磨き好きなりました!)

 

「仕上げで歯磨き粉つけてあげるね」など、しっかりと磨きたいときに使ってみるとじっとして磨かせてくれるようになり、磨き残しも少なくなると思いますよ。

 

小さいうちから歯磨きが好きになれば、歯磨きの習慣もつきやすいので虫歯になりづらい口内環境をつくっていく土台ができるでしょう。

 

 

虫歯になりやすくなるのは4歳から!早めの虫歯対策を始めよう!

 

 

年々、虫歯になるお子さんの割合は以前に比べると低くなっているようです。

しかし、子供の年齢が上がるほどに虫歯ができやすくなるというデータもあります。

 

出典:平成28年歯科疾患実態調査 統計表|厚生労働省

 

こちらは、厚生労働省による調査の結果ですが、4歳頃から急に虫歯になる子供が増えています。

早いお子さんでは、2歳で虫歯があります。

 

2歳になると乳歯も生えそろい、大人と同じような食事を食べるようになることから虫歯のリスクも高くなってきます。

2~3歳頃からしっかりと歯磨きの習慣をつけ、虫歯対策をおこなっていくことが親として必要なことではないでしょうか?

 

小学生になると親も子供の歯をチェックしなくなる場合が多いのか、8~9歳は特に多いことが見てわかります。

小学生になっても、しっかりと歯が磨けていない場合もあるので、週に数回は磨き残しがないかを確認するのが理想的だと言われています。

 



子供の虫歯予防に歯磨き粉を!安全なものを選ぶポイント

 

 

歯磨き粉を使うと子供が歯磨きを嫌がらなくなるというのが大きいメリットだと思いますが、それ以外にも、虫歯菌を減らしたり、口内環境を良くする効果がある歯磨き粉などもあります。

 

市販の子供用の歯磨き粉はたくさんの種類があり、どれを選べばよいのか迷う方もいると思います。

また小さいお子さんの場合は、甘くておいしい歯磨き粉を飲み込んでしまう場合もよくあるようです。

飲み込んでしまっても大丈夫な安全に使える歯磨き粉を使いたい、という方に歯磨き粉を選ぶポイントをまとめました。

 

 

化学成分が含まれていないもの

 

 

ドラッグストアで見かける市販の歯磨き粉は、その成分のほとんどが化学物質で作られています。

子供用でも大人と同じような成分で作られているものが多いです。

 

基本的に、歯磨き粉は口から吐き出すものとして考えて作られているので、界面活性剤、研磨剤、甘味料、発泡剤、殺菌剤、防腐剤、などたくさん使われています。

 

 

発がん性が心配される成分もあり、特に注意が必要だといわれるのが『合成界面活性剤』です。

 

歯磨き粉の成分のところを見てみると「ラウリル酸ナトリウム」が発砲剤として入っている商品が多くありますが、刺激も強いので歯磨き直後は舌にある味蕾(味覚を感じるところ)が傷つき、一時的に味覚が麻痺してしまいます。

 

子供の時期は味覚形成の大切な時期ですので、舌の細胞が傷つけられると考えるととても怖く思います。

 

 

研磨剤も不使用がおすすめです。

子供の歯は軟質なので、エナメル質まで磨き落としてしまい、知覚過敏や虫歯のリスクを高めてしまうと言われています。

 

 

 

また、口の中は皮膚がなく粘膜でできています。

皮膚に比べると吸収率が約13倍だとも言われていますので、口に入った化学物質は体内に吸収されやすくなります。

 

天然成分は分解されて体外に排出されますが、化学成分は体内に蓄積し、少しずつしか体外に出ていかないと言われています。

体にたまった化学物質はアトピー性皮膚炎や喘息などのアレルギー症状を悪化させる原因になるともいわれていますよ。

 

飲み込んでも大丈夫な安全な食品成分で作られているものがおすすめです。

 

関連記事

うがいなしで子供に安心して使える歯磨き粉は?選び方とおすすめ4選!

 

 

天然の甘味料を使用しているもの

 

 

歯磨き粉の甘い味の成分もしっかり確認する必要があります。

 

人口甘味料が使われているものも多く、以下のようなものは毒性が強く体への影響が心配なものです。

 

注意が必要な人口甘味料

  • アスパルテーム
  • スクラロース
  • アセスルファムカリウム
  • サッカリン
  • サッカリンナトリウム  など

 

パッケージの裏側を見てみると甘味料の成分も記載されているので、こちらのものが入っているものが避けた方が良いでしょう。

 

天然の甘味料とは、植物や食べ物などから作られているので、飲み込んでしまっても大丈夫なのです。

 

天然の甘味料

  • エリスリトール
  • キシリトール
  • マルチトール
  • ラクチトール
  • ステビア
  • 甘草(グリチルリチン)
  • ラカンカ  など

 

 

フッ素はないものが安全?

 

多くの歯磨き粉には『フッ素』が入っていますが、フッ素は歯の再石灰化をして虫歯になりにくい歯にしてくれると言われています。

歯を強くしてくれる働きがある一方で、健康へのリスクもあると言われている成分なのです。

 

1994年にWHOは「フッ素洗口は6歳未満の小児には禁忌である」と発表しています。

 

若い女性はフッ素を定期的に摂取していると、ダウン症の子供が生まれやすくなったり、フッ素の入っている水道水を使用している国の人の48%の人口が斑状歯になったという報告などがあります。

※斑状歯(はんじょうし)とは、歯に白い斑点ができて、ひどくなると茶色くなって、最後は歯が朽ちてしまう病気のこと。

 

フッ素で口内洗浄したり、フッ素を歯に塗るということが日本でもよく行われていますが、本当に安全なのか考えると、心配になる内容がネットで検索するといろいろ出てきます。

 

どれが正しい情報なのかは自分自身で判断しなければいけませんが、フッ素が入っていない歯磨き粉でも十分に虫歯予防は可能です。

 

それならば、子供にはより安全な方を使いたいと思うのが親の気持ちではないでしょうか?

 

関連記事

子供の歯磨き粉はフッ素なしが良い?フッ素の影響と子供に安全なおすすめの歯磨き粉4選!

 

 

虫歯予防に効果的な成分が入っているもの

 

 

フッ素以外に虫歯予防に効果的だと言われている成分もあります。

そういった成分が入っているものなら、より効果的に虫歯予防ができるでしょう。

 

キシリトール

キシリトールは天然の甘味料です。

唾液分泌の促進し、再石灰化作用があります。
また、虫歯菌の増殖を防ぎ、口の中を酸性から中和してくれる働きがあります。

※キシリトールは甘味料ですが、口の中で酸を作りません

 

 

乳酸菌などの善玉菌

口の中も腸内と同じでたくさんの細菌が存在しています。

腸と同じで、善玉菌、悪玉菌などが口の中にもいます。

 

虫歯菌や歯周病菌(悪玉菌)が増えれば、虫歯や歯周病のリスクは高まってしまいますが、乳酸菌などの善玉菌を口内に入れることで、悪玉菌を抑え健康な口内環境を保つことができるのです。

 

参考:おおきた歯科|乳酸菌は歯周病に効く



子供の虫歯予防!安全に使える歯磨き粉のおすすめ

 

それでは、安全な成分で作られており、虫歯予防にもおすすめ子供向けの歯磨き粉をご紹介します。

安価な化学物質で作られている歯磨き粉と比較すると値段は高くなってしまいますが、安全面を考えるとそれほど高くないと思います。

 

 

はっぴーす

 

 

価格

通常価格 4980円(税込み)
定期購入 初回 1980円(税込み)
※2回目以降1個当たり3489円(30%OFF)

  • ジェルタイプ(フルーツミックス味)
  • うがいなしでOK
  • 乳酸菌配合

 

無添加処方で食品成分で作られているので、うがいのできない小さいお子さんにもおすすめの歯磨きジェルです。

(無添加:合成着色料、合成界面活性剤、パラベン、アルコール、発泡剤、殺菌剤、シリコーン、酸化防止剤、漂白剤、鉱物油、フェノキシエタノール)

 

乳酸菌を配合しているので、虫歯になりにくい口内環境に導いてくれますよ。

 

口コミ

毎日嫌がって泣いていたのに!今では自分から歯磨きをしています。
子供を叱ることも減りましたし、何よりその姿に感動してしまいました。

引用:https://www.hugkumiplus.net/happeace/lp/a8/?ad_code=hphp100008

 

公式サイトからなら、定期便が初回1980円と安くで試すことができます。

また、90日間の返金保証も付いているので、試しやすいですよ。

 

公式サイトはこちらから▼

 

 

 

 

ロゴナ  キッズ ストロベリー はみがきジェル

価格:810円(税込み)

  • ジェルタイプ(いちご味)
  • うがい必要
  • キシリトール配合

 

発泡剤、研磨剤、フッ素不使用でオーガニック認証の歯磨き粉で安心して使うことができます。

天然原料100%で万が一飲み込んでしまっても安心です。

 

多少は泡立つと口コミでもありましたので、うがいはした方が良いそうです。
2~3歳頃からの使用が良いとメーカーが言っていますので、赤ちゃんには使用しないでください。

 

口コミ

5歳の息子、10歳の娘のお気に入りです。
石けん歯磨きでは泡がなさすぎて逆に磨きにくいので、合成界面活性剤ほど泡立ち過ぎず、これがちょうどいい。

引用:楽天レビュー

 

 

 

 

 

ジャックアンドジル 歯磨きジェル ブルーベリー

 

価格:907円(税込み)

  • ジェルタイプ(ブルーベリー味)
  • うがいなしでOK
  • キシリトール配合

 

オーガニック志向の強いオーストラリア産のオーガニック歯磨きジェルです。

主原料はキシリトールで、天然成分のみで作られているので安心です。

合成界面活性剤、防腐剤、保存料、着色料、フッ素なしで、飲み込んでしまっても大丈夫なようです。

 

ストロベリー、カシス、ラズベリー味もありますよ。

 

口コミ

子供があまり歯磨きがあまり好きではないので、困って何か良いものはないかと探していたところ、
この歯磨きジェルがオススメと友人から聞き購入しました。
パッケージが可愛く、さっそく子供に歯磨きしてもらいました。
泡があまりたたないので、不思議な感じがしましたが味も甘めで美味しいと気に入ってくれました。

日本の歯磨き粉はフッ素配合のものが多いですが、ナチュラル志向の家の方にはオススメです。

引用:amazon

 

 

 

 

 

ブリアン

 

価格

通常価格 8,424円(税込み)
定期購入 初回2,980円(税込み) 
※2回目以降 4200円(税込み)

  • 粉タイプ(いちご味)
  • うがいなしでOK
  • ブリス菌(善玉菌)配合

 

歯磨き粉では珍しい粉末タイプです。

ブリス菌が配合されており、ブラッシングでは届きにくい歯の隙間にも届いて歯垢をしっかりと取り除いてくれます。舐めるだけでも虫歯予防に効果があると言われていますよ。

※ブリス菌は、虫歯になりづらい子供から発見された善玉菌です。

 

1歳未満の乳歯の赤ちゃんにも使うことができますので、早めの虫歯対策におすすめです。

 

 

口コミ

2歳の子に使用した時、他のものより嫌がらなかったので、リピ買いしました。上の子は虫歯で大変でしたので、出費は多くなりますが、後で後悔しないために続けようと思います

引用:楽天レビュー

 

公式サイトからの購入であれば、60日間の返金保証もあります。
値段が高めという口コミが多かったのですが、定期購入が断然お得にお試しできますよ。(定期購入は2回は使用するのが条件です)

 

公式サイトはこちらから▼

 

 

 

 

アロベビー

 

 

価格

1,566円(税込み)

  • ジェルタイプ(オレンジ味)
  • うがいなしでOK
  • キシリトール・乳酸菌配合

 

100%食品成分で作られているので飲み込んでしまっても大丈夫です。
(合成甘味料・合成香料・界面活性剤・研磨剤・パラベン・アルコール・フッ素不使用!)

1歳未満の乳歯が生えたばかりの赤ちゃんからでも使用できます。

 

乳酸菌・キシリトール配合で口内環境を良くしてくれます。

 

口コミ

この歯磨き粉にしてからハブラシを催促してくるようになりました。
磨くのは相変わらず嫌がりますが、それだけでも助かります。
高いですが安心して使用出来るのがいいですね。

引用:楽天レビュー

 

 

 

まとめ

 

虫歯予防もできて安全に使える子供用の歯磨き粉をご紹介しました。

自分の目で成分を確認して買うのが1番ですので、可愛いパッケージだけに騙されずに安全なものをお子さんに使ってあげてくださいね。

 

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