お子さんの歯磨き粉は何を基準に選んでいますか?
大人と同じものはスースーして嫌がることも多いので、別のものを準備しているという家庭も多いようですが、子供用の歯磨き粉にもさまざまな種類があります。
虫歯を予防するために『フッ素』を配合しているものもありますが、フッ素の正体や効果を理解して使われている方は少ないかもしれません。
フッ素は子供でも安全に使用できるものなのでしょうか?
今回は、子供用の歯磨き粉にはフッ素が入っている方が良いのかということや、子供にも安全に使えるおすすめの歯磨き粉をご紹介したいと思います。
お子さんの歯磨き粉選びの参考にご覧ください。
歯磨きにおけるフッ素の効果は?子供への影響は?
フッ素とは?
フッ素は歯の再石灰化をして歯を強くして虫歯ができにくくなるという効果があるので、歯磨き粉にもよく入っている成分の一つです。
歯医者さんでもよく聞く言葉だと思います。
フッ素は化学的に合成されたものではなく、自然界に広く分布している元素です。
虫歯予防の使用されるのは、フッ化ナトリウムという成分です。
歯磨きにおけるフッ素の効果
具体的に、フッ素入っていることでどんな効果があるのかをまとめました。
- 虫歯になりかけ溶けだしたエナメル質を修復してくれる
- 虫歯菌の酸を作り出す力を弱める
- 未熟な歯のエナメル質を強化して虫歯になりにくくしてくれる
これだけ見ると、「フッ素ってすごい!子供のころから使った方が良いのでは?」と思う方もいるでしょう。
しかし、最近ではフッ素の危険性も心配されています。
フッ素は本当に安全なもの?心配される危険性
フッ素についていろいろ調べていると、虫歯予防には効果的で良い面がある一方「本当に安全なもの?」と疑問を抱くようなこともたくさん出てきます。
いくつか抜粋して紹介します。
またフッ素を人類史上、初めて水道水に導入したのはナチスです。
強制収容所からユダヤ人が脱走しないようにフッ素入りの水を飲ませ、その意思をくじいてしまうことが目的でした。
またフッ素は殺鼠剤の主原料としてよく用いられています。
引用:フッ素の危険性
フッ素は軍事的目的の神経ガスです。フッ化ナトリウムはアルミニュウムと肥料工場の産業廃棄物です。そしてそれは通常ゴキブリとネズミの駆除に使われる毒物です
引用:フッ素の危険性
1994年にWHOがフッ素に関する「Techni-cal Report 846」で提唱した内容には次の一文が含まれます。「フッ素洗口は6歳未満の小児には禁忌である」
医療用語で禁忌とは「患者さんを危険に晒すので絶対にやってはいけないこと」です。
しかし日本においては曖昧な翻訳をされています。
「フッ化物洗口は6歳未満の子供には処方されない」
濃度の高いフッ素を摂取した場合には、吐き気、腹痛、下痢、心不整脈、昏睡といった急性中毒症状が起きる可能性があり、低濃度であっても、恒常的に摂取していれば慢性中毒が起きることがあります
特に留意したいのは、フッ素を摂取する年齢が若ければ若いほど発がんの危険が高まるということです。フッ素は、特定の部位の発がん率を上げるのではなく、全体としてがんの発生を増加させるといわれています。
これらの事実が本当であれば、子供にフッ素を使うことは本当に怖いことです。
実際に、オーガニックの歯磨き粉にはフッ素が配合されていないものが多い印象です。
子供が1日に摂取して良いフッ素の量
一方で、フッ素はたくさん摂りすぎなければ体への影響は心配ないということも書かれていました。
もともとフッ素は自然の食べ物などにも微量に含まれているものです。
虫歯予防にどうしても使用したい、という方は摂取量を守ることで危険性が低くなるのではないでしょうか?
むし歯予防に使用されるフッ化物の適量は年齢や体重により異なりますが、米国政府の食品栄養局では、歯の健康を保つために必要なフッ化物の1日当たりの適正摂取量を体重1㎏当たり0.05㎎としています。
また、健康に悪影響を及ぼすことのない1日の摂取許容上限レベルは、小児から8歳までが体重1㎏当たり0.10㎎で、それ以上、9歳以上の年齢の子どもや成人では、歯のフッ素症の心配がないので体重に関わらず1日10㎎としています。
引用:森田歯科クリニック
フッ素がなくても子供の虫歯予防はできる!
歯医者さんに行くと、フッ素洗浄やフッ素塗布などを勧められることがありますがフッ素を使わなくても子供の虫歯は十分に防ぐことができます。
しっかりと歯磨きができており、口内環境が良ければ虫歯はできづらく、きれいな歯を保つことができます。
そもそもなぜ虫歯ができるかというと、虫歯の原因の虫歯菌(ミュータンス菌)が酸を出して歯を溶かすからです。
甘いお菓子やジュースを食べると、その糖分をエサにして虫歯菌が増殖して虫歯ができやすくなるので、甘い物を控えたり、食後に歯磨きをすることは虫歯予防に効果的だと言われています。
また、唾液によっても口の中が中和されて虫歯菌の増殖を防いでくれると言われています。
8~9歳までは歯磨きチェックを行いましょう!
親の目の届きにくくなる8~9歳頃は1番虫歯が多くなる時期だとわかっています。
このころまでは仕上げ磨きや、磨き残しがないかなどのチェックをしてあげるのが理想的です。
毎日は大変だと思いますので、2日に1日、週に2回など定期的に歯を見てあげることで虫歯を防ぐことができるでしょう!
子供の安全な歯磨き粉の選び方!フッ素なしのどんなものを選ぶ?
これまでフッ素について説明してきました。
歯磨き粉がなくてもしっかりと歯を磨けていれば虫歯になるリスクは低くなりますが、歯磨き粉を使うことで歯磨きが好きになったり、虫歯菌を繁殖しづらい口内環境に導いてくれる効果が期待できます。
大切なお子さんに使う歯磨き粉ですので、フッ素はなしで考えている方はどのような歯磨き粉を選べば安全に虫歯予防をすることができるのでしょうか?
選び方のポイントをまとめました。
化学物質が無添加の歯磨き粉が安全!
ドラッグストアなどでよく売られている、ブクブクと良く泡立つ歯磨き粉は子供用であってもたくさんの化学物質から作られています。(大人用と同じような成分で作られています)
歯磨き粉の中には心配のある成分が多いのです。
特に心配が大きい成分が以下の3つだと言われています。
発泡剤
「ラウリル酸ナトリウム」という成分がよくつかわれており、合成界面活性剤のことです。
泡立ちを良いため、磨いた気分になり磨き残しの原因になることも。
また、舌の味蕾(味を感じるところ)の細胞を傷つけるので、一時的に味覚がおかしくなります。
歯磨き粉の後に飲み物を飲むと変な味がしたことがありませんか?あれは発泡剤の影響です。
研磨剤
歯の汚れや黄ばみなどを落としやすくするものですが、子供の場合は大人より歯がかたくないので歯のエナメル質まで磨き落としてしまい、知覚過敏や虫歯のリスクを高めてしまうと言われています。
甘味料
子供用の歯磨き粉は子供が好きな甘い味がついています。
歯磨き粉は口から吐き出すことを前提に作られており、人口甘味料が大量に使用されている場合があります。
中でも「アスパルテーム」という甘味料は毒性が強く、発がん性などの心配もあると言われています。
歯科医師の方も勧めていません(参考:アスパルテームの危険性について)
植物などから作られている、天然の甘味料を使用している歯磨き粉を選びましょう。
その他にも、着色料、香料、殺菌剤、保存料、防腐剤など化学物質が含まれることが多いです。
口の中は粘膜なので、皮膚に比べて吸収率が高くなっています。
経皮に比べると約13倍も成分を体内に吸収してしまうと言われています。
皮膚や粘膜から吸収された成分のうち、天然のものは分解されて尿として排泄されますが、化学物質はすべて排泄されずに体内に蓄積してしまうと言われています。
蓄積したものはアトピー性皮膚炎、喘息などの原因にもなると言われています。
飲み込んでも大丈夫な成分で作られているものがおすすめ
うがいができても小さいお子さんの場合は、口の中にすすぎ残しがあったり、誤って飲み込んでしまうこともあると思います。
万が一飲み込んでしまっても安心な歯磨き粉を使用すれば、体から排泄されるので心配ありません。
歯磨き粉の中には「うがいなしでOK」というものもあり、こういったものは飲み込んでも大丈夫な天然成分で作られているのです。
主にジェルや粉末タイプなどがありますので、お子さんに使いやすいものを選んであげると良いでしょう。
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うがいなしで子供にも安心して使える歯磨き粉は?選び方とおすすめ4選!
虫歯菌を増えにくくする成分が配合されているもの
虫歯予防の目的で歯磨き粉を使用するのであれば、虫歯菌を増えにくくする成分が入っているものがより効果的です。
キシリトール・ソルビトール
天然の甘味料である、キシリトールやソルビトールなど虫歯予防に効果的だと言われている成分です。
キシリトール、ソルビトールなどは、歯垢の中の酸を中和させたり、虫歯の原因になるミュータンス菌を増えづらくする働きがあります。
また、自然な甘みがあることで唾液の分泌も促進され、虫歯のできにくい口内環境に導くことができると言われていますよ。
乳酸菌などの善玉菌
乳酸菌が虫歯や歯周病に効果的だということが最近分かってきたそうです。
口の中も腸内と同じでたくさんの細菌が住んでいます。
虫歯菌や歯周病菌(悪玉菌)が増えれば、虫歯や歯周病のリスクは高まってしまいます。
そこで乳酸菌などの善玉菌を口内に入れることで、悪玉菌を抑え健康な口内環境を保つことができるのです。
フッ素なしで安全な子供におすすめの歯磨き粉
お子さんに安心して使える歯磨き粉を選びたいという方に、フッ素が入っていない安全な歯磨き粉を厳選しました。
歯磨き粉選びに迷っていたら一度使ってみると良いと思います。
ロゴナ キッズ ストロベリー はみがきジェル
価格
810円(税込み)
- ジェルタイプ(いちご味)
- うがい必要
- キシリトール・ソルビトール配合
天然原料100%で万が一飲み込んでしまっても安心です。
うがいはした方が良い商品なので2~3歳頃からの使用が良いそうです。
発泡剤、研磨剤、フッ素不使用でオーガニック認証の歯磨き粉で安心して使うことができます。
口コミ
4歳と2歳の我が子に。市販のフッ素入りのを使ってたんですけど、まずいらしくいつも嫌がられるし、フッ素って体に良くないって聞いて、2歳の息子は飲んじゃうので怖くなって、オーガニックの歯磨き粉を探してました。
ジャムみたいな味で歯磨き粉って感じではなかったです。
子供も美味しいって言ってました。
歯磨きも嫌がらずやってくれたので買って良かったと思います。
送料無料がとってもありがたかったです。
また無くなったらこちらで購入したいと思います。引用:楽天レビュー
はっぴーす
価格
通常価格 4980円(税込み)
定期購入 初回 1980円(税込み)
※2回目以降1個当たり3489円(30%OFF)
- ジェルタイプ(フルーツミックス味)
- うがいなしでOK
- 乳酸菌配合
無添加処方で食品成分で作られているので飲み込んでも大丈夫です。
うがいのできない小さいお子さんにもおすすめの歯磨きジェルですよ。
(無添加:合成着色料、合成界面活性剤、パラベン、アルコール、発泡剤、殺菌剤、シリコーン、酸化防止剤、漂白剤、鉱物油、フェノキシエタノール)
口コミ
毎日嫌がって泣いていたのに!今では自分から歯磨きをしています。
子供を叱ることも減りましたし、何よりその姿に感動してしまいました。引用:https://www.hugkumiplus.net/happeace/lp/a8/?ad_code=hphp100008
公式サイトからの購入は90日間の返金保証付きで、定期購入だと初回がお得に試すことができておすすめです!
公式サイトはこちら▼
アロベビー 歯みがきジェル
価格
1,566円(税込み)
- ジェルタイプ(オレンジ味)
- うがいなしでOK
- キシリトール・乳酸菌配合
合成甘味料・合成香料・界面活性剤・研磨剤・パラベン・アルコール・フッ素不使用で、100%食品成分で安心して使えます!
うがいが必要ないので、1歳未満の乳歯が生えたばかりの赤ちゃんからでも使用できますよ。
口コミ
この歯磨き粉にしてからハブラシを催促してくるようになりました。
磨くのは相変わらず嫌がりますが、それだけでも助かります。
高いですが安心して使用出来るのがいいですね。引用:楽天レビュー
ブリアン
価格
通常価格 8,424円(税込み)
定期購入 初回2,980円(税込み)
※2回目以降 4200円(税込み)
- 粉タイプ(いちご味)
- うがいなしでOK
- ブリス菌(善玉菌)配合
ブリス菌は非常に細かい粒子で、ブラッシングでは届きにくい歯の隙間にも届いて歯垢をしっかりと取り除いてくれます。
生きた善玉菌が摂取できるので効果的に虫歯予防できると言われています。
全て食べられる成分で作られており、ブラッシングをしなくても舐めるだけでも虫歯予防効果があるので、1歳未満の乳歯の赤ちゃんにもおすすめです。
口コミ
味がイチゴなので、子どもが喜んで歯磨きをしてくれる。
歯医者のことを考えたら 安いのかもしれないが少し値段が高いのがキツイ。引用:Amazon
口コミ
2歳の子に使用した時、他のものより嫌がらなかったので、リピ買いしました。上の子は虫歯で大変でしたので、出費は多くなりますが、後で後悔しないために続けようと思います
引用:楽天レビュー
公式サイトからの購入であれば、60日間の返金保証もあります。
値段が高めという口コミが多かったのですが、定期購入が断然お得にお試しできますよ。(定期購入は2回は使用するのが条件です)
公式サイトはこちらから▼
Amazon、楽天からも購入できます。
まとめ
フッ素の効果や影響についてはいろんな意見がありますので、自分で得た情報を選択していく必要がありますね。
大切お子さんの健康のために、歯磨き粉のこともしっかり考えて安全なものを選ばれると良いと思います。
参考にしていただれば嬉しいです。
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