紫外線は日光から降り注ぐ目には見えないものです。
普段生活をしている中で顔や首、腕などは紫外線に当たらないようにメイクや日焼け止めで紫外線対策をしている方は多いと思います。
しかし、顔や体だけでなく髪にも紫外線は降り注いでいますよ!
紫外線を浴びすぎると日焼けをしたり、肌にシミができる原因になるといいますが、髪にはどのような影響があるのでしょうか?
髪への紫外線の影響とその対策方法についてまとめました。
Contents
紫外線が髪に与える影響とは?
紫外線を長時間浴びると肌だけでなく、髪にも悪影響があると言われています!
頭は体の中で1番太陽に近い分、紫外線もたくさん浴びてしまっています。なんと顔や体の5倍も多く浴びてしまっているそうですよ!
髪は肌と違って修復・再生する能力が低くので、一度紫外線で傷んでしまうと回復させるのが難しいと言われています。
髪の主な成分は、「ケラチン」というたんぱく質です。
ケラチンとは、18種類のアミノ酸が結合し合うことで作られています。
このアミノ酸同士をつないでいる「シスチン」という成分が含まれているのですが、紫外線を長時間浴びることによりシスチンの結合を切断して髪の強度を弱くしてしまいます。
シスチンが切断されることで、髪を守っていたキューティクルにもダメージが与えられ、髪の毛内部の水分やたんぱく質が流出して「髪が傷んだ」状態にしてしまいます。
また、紫外線を長時間浴びると、髪の内部のある「メラニン」(髪を黒くしている色素)を分解してしまい、赤茶色のように焼けて髪色が抜けてしまいます。
【紫外線による髪への影響】
- 髪にハリやコシがなくなる
- 髪がぱさつく
- 枝毛や切れ毛が増える
- 髪にツヤがなくなる
- 頭皮が乾燥しかゆみ、フケの原因に
- 抜け毛、薄毛、白髪の原因に
- 髪色の変色、褐色
ヘアカラーした髪は紫外線の影響を受けやすい?!
多くの方がヘアカラーで髪を染められていますが、染めたあとの髪は普段よりも紫外線の影響を受けやすいそうです。
髪を染める際には薬品によって髪内部のメラニン色素を分解し、そこに染料を入れて髪色を変えています。
メラニン色素は紫外線を吸収して、髪や頭皮を守る役割がありますが、髪を染めることでメラニン色素が少なくなり、髪本来が持っている紫外線から守る力が弱くなってしまっています。
染めた髪は傷みやすく、傷んだ髪は褐色しやすくなります。
きれいな髪色を保つためにも、ヘアカラー後にも紫外線対策をしっかりおこなったほうが良いでしょう。
髪の紫外線対策をご紹介!
では、髪を紫外線から守るための方法をご紹介します。
紫外線は1年中降り注いでいますので、日頃から紫外線対策を取り入れてみてください。
紫外線対策① 帽子
帽子をかぶることで頭皮を守ることができ上からの紫外線を防ぐことができます。
帽子は紫外線対策を考えるとつばが広めで全周囲にあるものがおすすめです。
前にしかつばが付いていないものでも良いですが、つばが短いほど紫外線はカットできませんので、つばの長いものを選んでくださいね。
画像引用:http://www.skincare-univ.com/article/000046/
紫外線対策で帽子を選ぶ時には、しっかり目の詰まった生地の方が紫外線を防いでくれます。
また、UVカット加工されているものも最近は増えているので、そういった帽子を選ぶと良いですね。
UVカット加工には、2種類あります。
帽子に紫外線吸収剤をかけているものと、UVカット素材(セラミック)を使って作られたものがあります。
紫外線吸収剤の方は、洗濯するとその効果が弱くなってしまいますので、UVカット素材を使用した帽子の方がおすすめです。
紫外線対策② 日傘
日傘は、最近では男性でも持ちやすいデザインのものも増えていますので、男女問わず紫外線対策として使用すると良いと思います。
UVカットしてくれるような生地のものを選びましょう。
何色の傘が1番紫外線カットをしてくれるかというと、白でも黒でもあまり差はないと言われています。
ただし、地面から反射した紫外線を防ぐためには内側は黒い方がおすすめです。
内側が白だと反射した紫外線が肌に届いてしまうのです。
紫外線対策用に作られている傘は、光を99%以上遮るものや、日光の熱も遮るものもあります。
できるだけ、そういった機能が備わっている傘を選ぶとより紫外線をカットできそうですね。
日傘のUVカット加工の寿命は2~5年ほどだと言われていますが、ご存知でしたか?
壊れていないからと、長年使っているものはUVカットの機能がなくなってしまっていることがありますよ。
紫外線対策③ UVカットスプレー
画像引用:http://kireininarou.biyoukenkou-bilog.com/blog-entry-942.html
顔や体には日焼け止めクリームを塗って紫外線を防ぐことができますよね。
髪には、スプレータイプの日焼け止めを使用して紫外線を防ぐことができますよ。
スプレーで髪にかけるだけなので、髪が長い方など帽子と併用して使用すると良いと思います。
つけすぎなければ、ベタつきもなく使いやすいのでおすすめですよ。
良い香りのフレグランス効果のあるUVカットスプレーもありますよ。
日焼け止めクリーム同様に、2〜3時間おきに使用することで高い効果が得られるようです。
紫外線対策④ 保湿力のあるシャンプー・トリートメント
シャンプーやトリートメントは毎日使用しているかたが多いですよね。
毎日使うものだからこそ、髪に刺激の少ない保湿力の高いものに変えると紫外線に強い髪を作ることができます。
髪が潤うと髪そのもののバリア機能が高まるそうです。
髪が潤うもの=頭皮の潤いと皮脂のバランスが整うので、紫外線に強い髪を育てることにつながります。
また、紫外線を長期間浴びてダメージを受けてしまった時には、髪のキューティクルが破壊されています。
そのままにしておくと髪の栄養分が失われて髪が傷んでしまいますので、トリートメントやヘアパックをして栄養を補うことが大切ですよ。
紫外線対策⑤ 髪を結ぶ
髪ができるだけ紫外線に当たらないように髪を結んだり、お団子にしたりするのは紫外線対策でとても有効的です。
特に傷みやすく毛先を守るなら、まとめ髪をして毛先を外に出さないような髪型がよいでしょう。
髪の紫外線対策をしよう!おすすめグッズ4選!
髪の紫外線を防ぐためのおすすめグッズをいくつかご紹介します!
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まとめ
髪の紫外線対策の大切さをお分かりいただけたと思います。
特に女性はきれいな髪を保ちたい方が多いと思います。
日頃から髪の紫外線対策をおこなってくださいね。
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