引っ越しで大変なことと言えば荷造りですよね!「何からやればいいかわからない」「まだ使っているものはいつ頃からまとめればいいの?」など初めての方なら分からないことも多いことでしょう。
私は10年の間に4回引っ越しをしましたので、その時の経験を踏まえ上手に引っ越しの荷造りを行う手順やコツをまとめましたので、これを読んで引っ越し準備の参考にしてください!
Contents
引っ越しの荷造り!何からすればいいの?
2週間前くらいから始めましょう
引っ越しの荷造りはいつ頃から始めればよいのか、そんな疑問をお持ちの方もいると思います。
お仕事をされている方は、仕事から帰ってから荷造りをする時間もあまりないですし、休日だけで行うなら時間が足りなくなりそうですよね。
引っ越しの荷造りを行う期間としては、2週間前から行えば十分間に合うと思いますよ。ゆっくりと荷造りをしたい方であれば3週間前から始めると良いと思います。
引っ越し先に持っていくものはできるだけ少ない方がよいので、引っ越しを機にいらない物を処分する方も多くいます。地域によってゴミとして出せる日が決まっており、その日に間に合わなくなってしまい処分できなかったということにもなりますので、前もって処分できる日を確認しておきましょう。
また、フリマアプリなどを使って不用品を売るのもアリですが、売れるまで日数がかかるかもしれませんので早めに出品するようにしてくださいね。
引っ越しに必要なものを準備!
まずは、引っ越しの荷造りに必要なものを準備しておきましょう。自分で引っ越しされる方、業者に依頼する方もある程度は自分で引っ越し準備をしなければいけません。「荷物をまとめていきたいけど段ボール箱が無い・・・」なんてことにならないように、早めに準備しておきましょう。
【引っ越しの荷造りに必要な準備物】
段ボール(大きなもの~小さめのものまで)
近くのスーパーなどに行くと置いているところが多いです。
ホームセンターや100円均一のお店などでも、お店の方に空の段ボールを欲しいと言えば大きめのものがもらえます。
新聞紙
割れ物(食器や花瓶など)を箱につめる時に割れないように巻きます。一人暮らしであれば1週間分くらいで大丈夫ですが、家族での引っ越しなら1か月分もあれば十分足りるでしょう。残った場合はすぐに捨てられるので、多めに準備しておきましょう。ない場合は、皿巻き紙がホームセンターなどに売られています。
ガムテープ
段ボールの梱包に必要。
荷造り用のひも
ビニール製の丈夫なものが◎じゅうたんを丸めてしばったり、物干し竿をしばって一まとめにしたりとあると便利。
フタが付いているものが開かなくするなど、様々な用途で使えます。
マジック
段ボール箱などに何を入れたか一目で分かるようにマジックで記入します。
軍手
重たいものを移動させるときに使います。滑り止めゴムがついているタイプが使い易くてお勧めです。
古くなったタオル
古くなって処分しようと思っているタオルは、荷物を箱につめる時に隙間を埋めるのに役立ちます。割れ物のクッション代わりにしましょう。
不要な布団
荷造りや箱詰めを布団の上で行うことによって、床に傷がつきにくくなります。
はさみ・カッターナイフ
紐を切ったり荷造りで必要になる場面がありますので、準備しておきましょう。
引っ越しの荷造りをスムーズに行う手順は?
使用頻度に分けて
荷造りを始めるときには、いつも使っているものは前日まで荷造りすることはできませんので、使っていないものからつめていくと荷造りがスムーズにいきます。
荷造りをする順番としては、
1、季節もの
2、あまり使わないもの
3、時々使うもの
4、よく使うもの
5、毎日使うもの
という順番で行うと荷造りがしやすいと思いますよ。
順に説明をしていきます。
1、季節もの
冬に引っ越しをするのであれば、夏の服や水着、扇風機などは絶対に使いませんよね。今の季節関係ないものはどんどん箱に入れて荷造りしていけます。引っ越し後もするには使わないので、きれいに箱入れしなくても大丈夫です。
2、あまり使わない物
あまり読んでいない本、CD、ゲームなど趣味で使っているものなどは荷造りしてしまっても生活に支障はないでしょう。
3、時々使うもの
洋服や、靴、食器など毎日は使わないけどたまに使っているものも多くあると思います。よく使うものを選別して残しておいて、1週間前には荷物を詰め始めましょう。
4、よく使うもの
勉強や仕事で使うもの、服、食器、調理器具などよくつかっているものは、引っ越しの2~3日まえまでは手をつけなくても大丈夫です。すぐに入れられるように箱などを準備しておきましょう。
5、毎日使うもの
携帯電話の充電器、髭剃り、化粧品など、毎日絶対に必要なものや引っ越し当日の朝まで使っているものは、引っ越し先でもすぐに必要になるものばかりだと思います。すぐに入れて、取り出せるように箱や紙袋などに入れて運べるようにしましょう。
引っ越しの荷造りを上手に行うコツはある?
箱詰めのポイント
荷物を段ボールに詰めていく時に、何も考えずに詰めておくと「重すぎて持てない!」「重すぎて箱が破れた」なんてことになるかもしれません。私もよくした失敗です・・・。
箱詰めのポイントをまとめましたので参考に!
【箱詰めのポイント】
一人でも運べる重さに
荷物を入れた箱の重さは、自分一人でも運べるくらいの重さにしておきましょう。中に重たいものばかりをいれずに、考えながらいれたり、箱一杯にいれないように気をつけましょう。
重たいものは小さい箱、軽いものは大きな箱に
食器や本、ストックしていた洗剤や缶詰など重たいものは小さい箱に小分けにすると運ぶ時に重たくなりすぎず、運びやすくなります。逆に軽いものは1回でたくさん運べるように大きな箱に入れると良いでしょう。
重たいものは下、軽いものは上に
荷物を入れる時の鉄則ですね。下に軽いものを入れると潰れてしまいますし、運ぶときにバランスを崩しやすくなります。
梱包した箱にラベルを貼る
箱の中に何が入って入っているのか一目で分かるように、ペンで記入したり、ラベルを貼りましょう。「誰のもの」「夏物」「すぐに必要!」など自分でわかるように記入しておくと良いですよ。
割れ物は丁寧に!
食器や花瓶などの割れ物は丁寧に箱に入れていかないと運んでいる間に食器どうしがぶつかりあって割れてしまう可能性があります。食器が入っていた箱があるなら、そちらにいれて運べばよいですが、多くの場合は捨ててしまっていると思います。
面倒ですが、食器一つひとつに新聞紙を巻いて割れないようにクッションの代わりにします。何枚か食器を重ねた状態で新聞紙を巻いても意味がありませんので、必ず一つずつ巻いてくださいね。
箱に入れる時には、1番そこにも厚めに新聞紙を敷いたり、不要になった古タオルなどを敷くと衝撃を緩和してくれますよ。また、箱詰めした時に食器の間に隙間が空ていると食器が動いて割れる原因になるので余っている新聞紙で隙間を埋めるようにしてください。
衣類は大きな箱に
服などの衣類はたくさん箱に入れても比較的重たくならないので、大きな箱にまとめていれるとよいでしょう。箱に入れる時に畳まずにくしゃくしゃのまま入れるとたくさん入りませんし、服にシワがたくさんついてしまいます。面倒ですがきれいに畳んでから入れるようにしてください。
季節ごとに、また入れていたタンスの引き出しごとに箱詰めすると片付けの時に仕分けしなくてもよくなりますよ。
段ボールの組み立てもしっかりと
荷物を箱に入れる前に段ボール箱を組み立てると思いますが、この時に底をしっかりガムテープで貼っておかないと運んでいる時に底が開いてしまう可能性があります。
ガムテープを貼らずに段ボールを交差に組み込むだけでは、底の部分が抜けてしまう可能性が大です!
必ずガムテープを使っってくださいね。1番頑丈な貼り方は、まずふつうに真ん中にガムテープをI字に貼ります。その後に+になるように真ん中にガムテープを貼ると底が頑丈になりますよ。H字のように両端に貼っても良いですが、+の形が一番頑丈で、引っ越し会社でもそのようにされていることが多いそうです。
画像引用:引っ越し連絡帳
まとめ
・引っ越しの荷造りは2週間前くらいから始めると良い!ものを処分する時には計画的に。
・荷物を詰める時には、使わない物など使用頻度が低いものからどんどん荷造りしていきましょう。
・運ぶこと、引っ越し後の片付けのことも考えて箱の準備をしたり、荷物を入れたりしましょう。
要らないものを思い切って処分することも大切ですよ。引っ越しを機に身辺整理をして気持ち良く新生活を送ってくださいね。