春のイベント

2019年のイースターはいつ?海外ではイースター休暇や祝日は決まっている?

投稿日:2018年1月6日 更新日:

 

 

最近日本でも流行してきている『イースター』

春になるとうさぎや卵のモチーフの商品が並んだり、ディズニやUSJでもイベントが行われたりしていますね。春の訪れを感じられウキウキした気分になる楽しいイベントですが、日本ではまだまだ馴染みはないようです。

 

イースターは春に行うものですが、実は毎年始まる日が違うのをご存知でしょうか?

 

海外ではイースターは盛大に祝われ祝日になっているところも多く、祝日にお店が休みになっていたり旅行に行く際には注意が必要ですよ。

 




 

2019年のイースターはいつ

 

 

 

2019年のイースターは、4月21日(日)と決まっています。

昨年は4月1日でしたよ。ちなみに2020年は4月12日です。

 

 

なぜこのように毎年日が違うのでしょうか?

 

イースターの日がどのように決められているかを説明する前に、そもそも『イースター』って何?って思われているかもいるかもしれないので、簡単にイースターについてご紹介します。

 

 

イースターとは?

 

イースターとは、キリスト教において最も重要な祭りと言われており、十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日後に復活したことを記念したことを祝う復活祭のことです。

 

キリスト教の教会などで特別な礼拝が行われたり、国によって様々な習慣や行事があります。キリスト教の国では、最も大切な祝日と言われているようです。

キリストの復活と、春の訪れを祝って盛大にお祝いされます。

 

 

 

イースターといえば「卵」「うさぎ」のものがモチーフになっていることが多いですよね。

 

イースターには、このようなカラフルな装飾された卵を作って飾ります。これは『イースターエッグ』と言います。

卵は「生命の象徴」と言われており、イースターに欠かせないものとなっていますよ。イースターには、卵を飾るだけでなく、卵を使った料理もよく食べられます。

 

 

うさぎはたくさんの子どもを産むことから子孫繁栄を表わしています。「豊穣の象徴」としてイースターに欠かせない存在ですよ。(イースターバニーと言われています)

一説によると、うさぎがイースターの前日にイースターエッグを隠したり、イースターの朝にイースターエッグを運んできてくれるともいわれています。

 

 

由来や、卵、うさぎなどについてはこちらでも詳しくご紹介しています。

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イースターの由来、卵やうさぎの意味は?どんなことをして祝う祭り?

 

 

 

イースターは「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」

 

 

基本的にイースター祭は『春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日』に行われます。 何故ならキリストが復活したのは日曜日であったからです。

 

基本的に「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に祝われるため、年によって日付が変わる移動祝日である。日付は変わるものの、必ず日曜日に祝われる。

キリスト教が優勢な国においてはその翌日の月曜日も休日にされていることがある。欧州における主要株式・債券市場は、復活祭の前の聖金曜日、復活祭後の月曜日に休場する

東方教会と西方教会とでは日付の算定方法が異なるため、日付が重なる年もあるものの、日付が異なる年の方が多い。

引用:Wikipedia

 

  • 西方教会では、3月22日~4月25日の間のいずれかの日曜日、
  • 東方教会では、4月4日~5月8日の間のいずれかの日曜日

に祝われます。

 

 

2019年のイースターは4月21日

 

はじめにもお伝えしましたが、2019年のイースターは4月21日(日)です。

2019年は、3月21日が春分の日です。

そこから1番近い満月の日は4月19日(金)です。

満月の日から1番最初の日曜日は4月21日(日)になるということになります。

※これはグレゴリオ暦を用いる西方教会での日付けです。

 

一方、東方教会ではユリウス暦を用いて計算されており、イースターの日が違います。

東方教会では、2019年4月28日(日)がイースターの日になります。

 



 

 

2019年イースターを祝うのはいつからいつまでの期間?

 

 

イースターの日は毎年違いますが、イースターのお祝いをする日はその日だけではないようです。

イースター当日前後もお祝いをするようなのでその期間についてもまとめました。

 

 

2019年イースターの期間はいつからいつまで?

 

イースターのお祝いをする期間は決まっており、イースター当日だけではありません。

イースター当日の40日前から、イースターの当日の50日後までの90日間がお祝いの期間とされています。

 

なので、2019年の場合は、3月12日(火)~6月10日(月)ということになります。

 

意外と長くてビックリでした…。

 

 

このイースター時期に海外に旅行に行くと、イースターのお祭り騒ぎやその街中に溢れたカラフルな装飾のイースターエッグの可愛さを実際に見ることができるそうです。

特に、イースターの当日の前後は祝日になっている国や地域もあり、イベントやパレードなどが行われているところもあるようです。

 

街では大きな商業施設は数日間店休日になり、その前後は旅行に出かける人で駅や空港は大混雑するのが毎年恒例の光景なんだとか。

 

また、クリスマスよりも大事な祝福の日であるため、家族や恋人などと過ごすことも一般的になっています。


画像:ツイナビ

 

 

2019年以降のイースターはいつ?

 

2019年のイースターは4月21日(日)ですが、それ以降も毎年日にちが違います。

参考までに、2019年以降のイースターの日を載せておきます。

 

2020年:4月12日、4月19日
2021年:4月 4日、5月2日
2022年:4月17日、4月24日
2023年:4月 9日、4月16日
2024年:3月31日、5月5日
2025年:4月20日(どちらも同じ日)

※左:西方教会の日 右:東方教会の日

 

同じ日になるまで400年以上空いており非常に稀です。同じ日にイースターが当たること自体が、それほど高い頻度では見受けられないのではないでしょうか。

 



 

 

海外のイースター休暇はいつ?休みや祝日は決まっている?

 

画像:worldfolksong.com

 

日本人はキリスト教の方がそれほど多くはないので、「イースターで会社や学校がお休みになるの?!」と思ってしまいそうですが、キリスト教徒にとってはイースターはクリスマスよりも大事なお祝いで、家族と過ごす特別な休暇として過ごす人がほとんどです。

 

 

イースター休暇とは?

国によってはイースターの前後で祝日が定められているところもありますよ。

イースターから数えて◯日目が◯◯の日と、復活祭をお祝いするための準備の日や記念の日が細かく分けられています。

この休暇のことを『イースター休暇』と呼んでいます。

 

どのような内容になっているのかご紹介します。

【イースター休暇】

・グッドフライデー
・翌土曜日
・イースター(日曜日)
・イースターマンデー(次の日の月曜日)

 


グッドフライデー

 

「グッドフライデー」はイースターの2日前にあたる金曜日です。

この日はイエスキリストが処刑された日にあたり、「受難日」「受苦日」とも呼ばれています。

 

定説によると、キリストが処刑されたのは4月のある金曜日だったそうです。この日は、イエスの死を悼んで古くから断食をする日にもなっています。

 

翌土曜日は、特に休みの日に名前はついていません。

 

 

イースターマンデー

イースターの翌日の月曜日のことです。

国や地域によって様々な行事が行われるので、学校や会社が休みになるところもあります。

 

 

ですから、2019年の場合はイースター休暇は以下のようになります。

西方教会 東方教会
グッドフライデー 4月19日(金) 4月26日(金)
翌土曜日 4月20日(土) 4月27日(土)
イースター 4月21日(日) 4月28日(日)
イースターマンデー 4月22日(月) 4月29日(月)

 

 

国によってキリスト教でもイースター休暇がないところもあったり、4日間全てが休みになったりいろいろ違いがあるようです。

イースター休暇中は、街ではお店や銀行が休みになることろもあるので、旅行を計画している方は事前にいつが休みなのか確認しておく方が良いでしょう。

 

いくつかの国のイースター休暇についてまとめました。

 

 

アメリカのイースター休暇は?

 

 

アメリカでもクリスチャンはイースターを祝いますが、多国籍国家であるのでイースターの前後でも祝日とされていません。

 

しかし、イースター当日はショッピングセンターやレストラン、商店は休業するところが多いそうなのでイースター期間に旅行に行く方は注意が必要です。

 

 

香港のイースター休暇は?

 

香港ではイースターの次の日の月曜日をイースターマンデーと設定し、公式に休日と発表されています。

祝日になりますが、香港で商店などが休みに入る事が多いのは旧正月なので、イースター期間でもお店などは通常通りに営業しているところがほとんどです。

 

 

イギリスのイースター休暇は?

 

イギリスでは、イースターの前後4日間が祝日に制定されています。イースター前の金曜からイースター後の月は、欧州の株式市場は休みとなるそうです。

イギリスでは、実家に帰省して家族で祝うのが一般的なようです。商店やレストランなども休みになるので注意してください。

 

 

ドイツ・フランス・イタリアのイースター休暇は?

 

グッドフライデー、イースター、イースターマンデーが祝日となり、公共交通の運行ダイヤが変わり、お店が休業になります。

 

この期間中は交通機関も混雑するそうです。

 

 

 

 

スペインのイースター休暇は?

 

イースターの前の金曜、土曜が休日になります。

 

祝日は各自治州によって決められるので、振替がされる州もあればそうではないところもあります。

また、スペインも特にお店が閉まる様なことはないようです。

 

まとめ

 

旅行を計画されている方は、事前にイースターの日を確認しておくと良いですね!本場のイースターイベントは日本と違いとても盛り上がっていると思いますよ。

 

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