潮干狩りは、昼の干潮時間が長くなり水も温かくなる4月から5月がおすすめと言われています。
砂の中からアサリやハマグリなどを探し出すのは宝探しのようで、大量に取れるとやみつきになってしまいますよ!
上手に貝を見つけて、掘るコツを知っておくとたくさん採ることができるので、潮干狩り前にやり方やコツを確認しておきましょう。
Contents
春には潮干狩りに行こう!
潮干狩りに最適な季節は?
地域や潮干狩り場によっても変わりますが、潮干狩りのシーズンはだいたい3~7月ぐらいと言われています。
その中でも昼間に大きく潮が引く4~5月の中潮~大潮の日(満月と新月の前後)が最適です。
干潮の時間が昼なので、1番良い時間に潮干狩りができるんですよ!
実は潮干狩りは、1年中いつでもすることは可能です。場所によっては、年中潮干狩りが出来るところもあるんですよ。
ただ有料の潮干狩り場などは時期によっては営業していないところが多く、8月には終わってしまうところもたくさんあります。
3月~7月以外は貝の身も小さく、あまり採れないからという理由があります。
【あさりの旬も春!】
また、あさりの旬は3月~5月前半、9月頃と言われています。アサリは産卵期を迎える春が、一番身が大きく美味しいといわれているので、この時期に潮干狩りに行くと良いと思いますよ!
旬のアサリを取りたい方は、ゴールデンウィークをすぎるあたりまでに行かれることをオススメします。
潮干狩りには何時ごろにいくのがおすすめ?
潮干狩りに行く最適な時間は、『干潮の2時間前から干潮時まで』です!
おすすめは、12時~2時の時間帯で干潮を迎える日に行くといいでしょう。
ちなみに干潮とは、1日に2回海面が低くなりますが、最も低くなった状態の事をいいます。時期によって干潮の時間が違いますが、春はだいたい昼くらいが干潮の時間になります。
12時が干潮の時刻なら、3時間前には着いて着替えや準備などをすると良いと思います。潮が完全に引いてしまう前にスタートするのが良いですよ!
干潮の時間や潮干がりに最適な日を知りたい方は、こちらのサイトから確認することができますので、事前に調べておくと良いですよ。
潮干狩りのやり方は?たくさん採るために必要な道具は?
初めて、久しぶりに潮干狩りに行く方は、どうやって貝を探せば良いのか分かりませんよね。
どこを掘るの?
どうやって掘るの?
せっかくなら、食べられる貝をたくさん採りたいと思っている方が多いと思います。たくさん採るために必要な道具やコツをお紹介していきます!
潮干狩りに必要な持ち物は?
道具は家にあるものを使っていただくと良いと思いますが、無い方は100円均一で揃えられますよ。管理されている場所では、道具の貸し出しがあるところも事前に確認してレンタルされても良いでしょう。
では、どんな道具があれば良いのか説明を加えながらご紹介します。
全て必要ではありませんので、必要そうなものを参考に準備してくださいね。
バケツ
潮干狩りの道具や採った貝を入れるのに使います。
お子さんは砂遊びで使っているような小さなものが良いでしょう。
熊手、テカキ、カマ など
普通に売っている三本爪や四本爪で十分です。先がとがっているものは貝を傷めてしまう可能性があるので、とがっていない方がおすすめです。
深くは掘らなくてもよいので、砂遊び用のプラスチック製のものでも良いですよ。
ザル・かご など
採った貝の砂を海水で洗う時に便利です。貝を入れるのにもあると便利な道具です!お風呂に持っていくような持ち手が付いている小さなかごなどもオススメですよ。
ペットボトル
貝を持って帰ってから砂抜きをする時に使う海水を持って帰ります。砂抜きには、貝が採れたところの海水が1番なんですよ!
持っていくのを忘れた場合は、自動販売機で飲み物を買って、空になったものを使うと良いですよ。
クーラーボックス
できるだけ鮮度を保って持ち帰れるように必要です。無い方は発砲スチロール箱などでも代用ができます。
あさりは温度が高くなるほど傷みやすくなります。保冷剤や氷で冷やしながら持ち帰る鮮度が落ちにくくなりますよ。大きさはどれくらいのものでも良いですが、大きなものは持ち運びが大変なので小さい方がおすすめです。
ゴム手袋、軍手 など
長い間海水に手を浸けると荒れてしまったり、傷つけてしまうことがあります。手袋をしておくと冷たさも感じにくいですよ。
★詳しい潮干狩りの持ち物はコチラの記事をご覧ください!
潮干狩りに必要な道具はこれ!100円均一ショップでも揃う?
潮干狩りの上手やり方は?
潮干狩りの上手なやり方をまとめますので、参考にしてみてください。
①アサリの集まっていそうな場所を探してみましょう。
やみくもに掘ってもアサリは見つかりません。
アサリが集まっていそうなところには特徴があるので、事前に知っておくと見つけやすいですよ!
アサリがいる場所
①砂が盛り上がっている部分
砂浜が他よりちょっと盛り上がった部分があるので、その盛り上がった部分の海の流れが当たる反対側の斜面とその境目には大量にあさりが生息している可能性があります。
②海藻が溜まっているような場所
海藻が溜まっているような場所はプランクトンも集まりやすいので、あさりがたくさんいるのです。案外汚がって誰も掘っていなかったりします。
然のアサリは大きな岩の周りや岩の下に潜りこむ性質がありますので、大きな岩の周辺を集中して探してみてください。
③砂に小さな穴が開いている
まずはアサリが呼吸などをするために出している吸水管を探すのが近道です。波打ち際にプツプツと開いている小さな空気の穴があれば、そこを掘ってみてください。
波打ち際が採れやすいので、熱中しても波打ち際から離れないように!
ただし、管理されている潮干狩り場では、満潮の時に沖に船を出し、事前にスコップで貝を撒くところが多いようです。
その場合は沖に近い方が採れやすいそうです。
②アサリがいそうな場所が見つかったら、熊手やカマなどで砂を掘りましょう
アサリは10~15cmぐらいの深さの所にいるので浅くでOKです!畑を耕す感じで、サクサクと掘っていきましょう。
簡単に掘れてしまうところは、別の人が掘った後かもしれませんので、あまり長く探さないように。
アサリが密集している場所を探し出すまでは、いろんなところを短時間で探すのがおすすめです。貝が出てこないので、長く同じところを掘っても意味がありません。
貝を傷つけないように優しく掘ってくださいね。
③アサリがいくつか採れたら、その周辺も掘ってみましょう
アサリは密集して生息するので、いくつか見つけたらその近くを少しずつ移動しながら掘ってみてください。たくさん人が集まっているようなところにいくと、アサリが密集している場合が多いです。
これを繰り返すと大量にアサリや他の貝をゲットできると思いますよ!
潮が戻ってくるころには、持ち帰る貝の選別を始めると良いでしょう。
熊手などで傷んでしまった貝は、持ち帰らない方が良いです。傷んでいるものを一緒に入れると、どんどん臭くなって新鮮な他の貝も臭くなっていきます。
潮干狩りであさりをたくさん獲るコツは?
潮干狩りをする時に、いくつかコツをがあるので、そのコツをつかむことでたくさんのあさりをゲットすることができます。
時間・場所・探し方でどれだけ採れるかもかわっていますので、そのコツをまとめました!
早い時間から潮干狩りに行く
潮干狩りは干潮になる2時間前からが最適の時間と言われています。潮が引いている時間は短いので、常連の方や潮干狩りに慣れている方は早くから行かれる方が多いです。
行くのが遅くなると、先に来た方が採り尽している可能性がありますし、潮が戻ってきて貝を採る時間が少なくなってしまいます。
潮干狩りは先手必勝なのです!
潮が引き始める頃から貝を取り始められるよう、干潮の3時間前位には到着して準備などをすると良いと思います。
同じ場所には長くいない
大漁の楽しい潮干狩りのコツは、とにかくアサリが大漁に密集している場所を見つけることです。アサリがいる場所を見つけるまでは、とにかくアサリがいそうなところを探して掘ってみることです。
深く掘ってもアサリは出てきませんので、浅く広く掘るように心掛けてください。
管理している方に聞く
管理されているような潮干狩り会場は、毎日夜の間に貝を撒いているところが多いのです。どの辺に巻いているのか、さりげなく聞いてみると教えてくれる可能性もあります。
受付の方は知らない場合も多いので、近くに漁師さんのような人がいれば聞いてみましょう。
誰も掘っていないかたい砂の場所を掘る
砂が柔らかく掘りやすい場所はすでに誰かが掘りつくしている可能性があります。逆に砂のかたいところはまだ誰も掘っていないので貝が隠れていることが多いのです。
あまり人が行かなさそうな岩場や沖の方も掘られていないことが多いので貝がたくさん獲れると思いますよ!
水に濡れても良いからたくさん獲りたい!という方は勇気をだして沖の方まで行ってみてください。
貝をたくさん獲っている人の近くに行ってみる
潮干狩り場に行くと、中には潮干狩り慣れした『潮干狩りのプロ』がいると思います。何度も潮干狩りをしていて、たくさん獲れる場所やコツを知っている方かもしれませんよ。
服装や持ち物などからでも、上手かどうかが分かると思います。
その方の近くに行くと貝がたくさん掘れる可能性がありますよ。嫌がられない程度に近づいてみましょう。
まとめ
・潮干狩りシーズンは3月~7月まで!4月、5月の中潮~大潮の日が最適
・アサリのいる場所の目安を知っておくと大量ゲットできる可能性あり!
・潮が引き始める前から掘り始め、浅く広く掘ってさがしましょう
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