妊娠をしているけれど、冬の結婚式に招待されたという場合にはどのような服装をすればよいのでしょうか?
妊婦に冷えは厳禁ということは分かっていても、フォーマルな結婚式ではどれくらい防寒をして良いのか迷う場合もあると思います。
基本的なマナーは守りながら服装を考える必要があると思いますので、妊娠している方は参考にしながら結婚式のアイテムを選んでいただき、防寒もしていただきたいと思います。
Contents
冬の結婚式には妊婦も参列していい?気を付けることは?
季節関係なく妊婦さんも結婚式に参列してOK
結婚式に招待されるということは、きっと仲の良い友人や同僚、親族の結婚式ですからできれば行きたいと思っている方も多いと思います。
基本的には、妊娠していても結婚式に参列しても大丈夫です。
ただし、以下のような場合は欠席にした方が良いと言われています。
- 主治医に安静にするように言われている場合
(切迫早産などの危険がある場合) - 出産予定日の前後の結婚式
- 海外での結婚式
(飛行機で移動しないといけない場合)
結婚式にいって妊娠の経過が良くなくなったりしては招待した方も心配されます。
また、出産が近くいつ産まれてもおかしくないような日であれば、欠席を考えた方が良いかもしれませんね。
心配な場合は、産院の主治医に相談しても良いと思います。
冬の結婚式で妊婦が注意することは?
冬の結婚式で1番気を付けないといけないのが「体の冷え」です。
妊娠中に体を冷やすと悪い影響が出ると言われています。
妊娠中の冷えの影響
- お腹が張りやすくなる
- 足がむくみやすくなり
- 足がつりやすくなる
- 腰痛が悪化しやすい
結婚式でドレスなどを着用すると肌の露出も多く、足首も出てしまうので寒いと感じる場合が多いようです。
かといって黒タイツやブーツで結婚式に参列するのはマナー違反になってしまいます。
寒さ対策を考えて冬の結婚式のお呼ばれ服装を考える必要があるでしょう。
妊娠していることを新郎新婦に伝えておこう!
妊娠していることは必ず新郎新婦に伝えておきましょう。
新郎新婦の配慮で席を移動しやすい扉の近くにしてもらったり、クッションやひざ掛けを用意してくれたりする場合があります。
披露宴の食事や飲み物でも、妊娠中には生ものやアルコールを控えた方が良いので、別のものを準備してくれると思います。
冬の結婚式におすすめの妊婦の服装!おすすめのものは?
それでは、どのような服装が良いのかをご紹介していきます。
アイテム別にわかりやすくまとめましたので、参考にしてください。
妊婦のおすすめのドレスは?
ドレスはおなかが大きくなければ、マタニティ用でなくて大丈夫です。
ウエストにゆとりのあるデザインが良いでしょう。
おすすめはAラインになっているデザインです。
ただし、おなかが大きくなってくると一般的なドレスだと、せり出したおなかのせいでスカート部分の裾が上がってしまい不格好になってしまうことも。
タイトなものやコクーンタイプのものは裾が上がりやすいので、裾がヒラヒラしているフレアタイプであればそれほど裾が上がっているのも目立ちにくいですよ。
裾が長めのものがおすすめです。
オールインワンなどパンツタイプのドレスもOKですよ。
ワンピースよりは足元が寒くないので、おなかに余裕があれば着用して良いでしょう。
お腹が大きく目立つようであれば、マタニティ用のドレスもありますのでそちらを購入するか、今後あまり着ることがなさそうなのであればレンタルも検討してみても良いと思います。
マタニティドレスのレンタル
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他のところに比べると値段は高いですが、可愛いデザインのおしゃれドレスがたくさんあります。
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妊婦におすすめの羽織り物は?
半袖やノースリーブのドレスでも良いですが、できるだけ肌の露出を少なくすることで寒さ対策をすることができます。
長めの袖のドレスを選ばない場合は、羽織り物を持参する方が良いでしょう。
冬の結婚式の羽織りものでも、防寒を考えたカジュアルな素材はNGです。
ニット、コットンなどは避けましょう。
レザーや毛皮も暖かそうですが、「殺生」をイメージさせることからお祝いの式である結婚式には着用は控えた方が良いです。
おすすめなのは、
- 大判のショール(ストール)
- ジャケット
- ボレロ
ジャケットやボレロは七分袖の長めのものが良いでしょう。
長袖でも良いですが、夜の結婚式の場合は少し肌を出した方がよいので昼間の結婚式向きです。
大判のストールは、食事中はひざにかけることもできますし、外でセレモニーをするときなどには体を覆って風よけをすることもできますので、便利ですよ。
光沢のあるキチンと感のあるものを選びましょう。
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妊婦でもタイツはNG?
基本的に結婚式では肌色のストッキングを着用します。
タイツの方が暖かさはありますが、タイツはカジュアルな印象を与えてしまうのでフォーマルな場にはふさわしくありません。
マタニティ用のストッキングもありますが、おなか部分が苦しくなりそうであれば足だけ履けるようなタイプのストッキングでも良いでしょう。
寒さを防ぐために、ストッキングを二重の履く方もいますよ。
やはり1枚よりは2枚の方が暖かいです!
妊娠におすすめの靴は?
結婚式の靴は、「かかとのあるパンプス」が基本です。
オープントゥやブーツなどはカジュアルな印象になりますので、履かないようにしてください。
多少はヒールがある方がきれいに見えますが、妊娠中に転倒してしまうといけませんので、ローヒールのパンプスを履くようにしてください。
冬のおすすめは、
- スウェード素材
- ツイード素材
のパンプスです。
ローヒールのものは産後も活躍するのも1足持っておいても良いと思います。
カジュアルすぎない、シンプルな靴が今後も使いやすいです。
アウターのおすすめは?
行き帰りのアウターは基本的にはどのようなものでもOKです。
ドレスに合わせてきれいめなデザインのものがおすすめです。
おすすめは、
- チェスターコート
- トレンチコート
- ダウンコート
です。
以下のようなものは避けた方が良いです。
- カジュアルなアウター
- 白色のコート
- ファーがついているもの
モッズコートやダウンジャケットなどはカジュアルなのでドレスに合いません。
白色は花嫁さんの色なので、避けた方が良いと言われています。
ファーがついているものは、「殺生」のイメージで結婚式にふさわしくありません。
道中の服装なので、それほど気にされない場合が多いですが、避けておいた方が無難でしょう。
冬の結婚式の妊婦の防寒対策!
基本的なマナーを守りながら服装を考えた後は、さらに寒さから身を守れるように防寒対策をしましょう。
腹巻・毛糸のパンツで体を温かくする
ドレスに響かなければ、腹巻、腹帯、毛糸のパンツもOKです!
しっかりとインナーで温かくして体を冷やさないようにしましょう。
普段使っているものを使用すれば良いと思います。
ヒートテックなどの発熱インナーを着用できそうであれば、ぜひそちらも着てください。
貼るカイロを使う
インナーにカイロを貼って体の芯から温められるようにしましょう。
室内はそれほど寒くないと思いますが、外でのセレモニーや行き帰りはとても寒いです。
熱ければ途中でパウダールームで外すことも簡単ですので、帰りの分も持参しておくと良いと思います。
行き帰りは特に暖かい服装にする
帰るときのことも考えておきましょう。
昼間は日差しがあって暖かさが感じられても、夜になると一層冷え込みます。
行き帰りだけブーツを履いて、会場で持参したパンプスに履き替えるというのもありですよ。
ドレスの上にニットやカーディガンを着て、その上にコートを着れば行き帰りが暖かくなります。
コートで中の服は見えないので問題ありません。
会場に着いたらパウダールームで脱いで、クロークに預けてくださいね。
まとめ
妊婦さんが冬の結婚式に行くときは寒さ、冷え対策をしっかりとして出かけてくださいね。
長めの袖のものを選んだり、厚めの素材のものが寒さも防ぐことができます。
パンツタイプのドレスもおすすめですよ。
結婚式中に不安なことがないように、しっかりと準備して参列してくださいね。
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