ボアやフリースは暖かく冬に大活躍する衣類の一つです。
ユニクロなどでも安価で買うことができるので、持っている方も多いと思います。
はじめはふわふわしていて気持ちよかった生地も、着用していく内にごわごわしてふわふわの毛がぺしゃんこになってしまった…という方はいませんか?
実際にボアフリースを復活させましたので、この方法を試していただければ少しはもこもこが復活すると思いますよ!
Contents
ボアやフリースのもこもこがなくなる原因
ボアやフリースは、もこもこふわふわで羊毛のようですがポリエステルが原料になっているものを言います。
軽くて暖かい上、早く乾くので洗濯もしやすいのでとても優秀なアイテムです。
安く買えるのも嬉しいところ♪
そもそも、なぜもこもこだったボアやフリースがつぶれて固くなってしまうのでしょうか?
考えられ原因がいくつかあります。
- 洗濯機で洗っている
- 身体に触れる摩擦によって
洗濯機で洗っている
ボアやフリースは洗濯しやすいを洗濯機にいれて洗っている、という方いませんか?
生地の毛が起毛しているものを洗濯機で洗濯をすると、毛が絡まったり押しつぶされるので生地がゴワゴワ固くなってしまうので
こうなると触り心地が悪くなるだけでなく、暖かさも減少していってしまします。
身体に触れる摩擦によって
もう一つ考えられるのが、着用中に起こる衣類同士の「摩擦」による毛の絡まりです。
良く動かす腕や触れやすい脇の下あたりは毛が絡まりやすく、生地もゴワゴワしやすいと思います。
これは着用しているので仕方がないことなので、これを防ぐにはこまめにお手入れをするしかなさそうですね。
ゴワゴワしてかたくなる原因は、
- 毛の絡まり
- 毛が押しつぶされている
ということになります。
さらに絡まりにホコリなどのゴミが絡まっていることでよりゴワゴワしやすくなっています。
ボアやフリースのもこもこを復活させる方法
今回、自宅にある息子のボアフリースベストを復活させたいと思い、いろんな方法を試しました。
1年ほど着用し、その間洗濯も5回ほどしています。
始めは手洗いしていましたが、面倒になって最後の方は洗濯ネットに入れて他の衣類と一緒に洗濯してしまっていました。
その結果がコレです↓↓
※光で明るくなってますが、同じものです
子供のものということもあり、ひどい状態です。
よく動きますし、服が汚れることなんて考えていませんからね…。
ゴミが絡まり、脇の下あたりがとくに毛がつぶれてふわふわ感0という感じです。
ボアフリースを復活させるのに必要なもの
ネットでいろんな方法を見て、まずは家にあるもので試してみました。
使った道具
- くし(コームタイプ)
- ブラシ
- ペットのブラシ
くしやブラシ絡まりをとっていくという方法です。
ペット用のブラシは家になかったので、後日100均で購入して試しました。
ボアフリースのふわふわを復活させる方法
やり方は簡単です。
くしやブラシでボアフリースの絡まっているところをとかすだけ!
まずは、くしを使ってやろうと思いましたが、脇下のひどい状態のところにはくしが入らなかったです。
少しふわふわが残っている場所であれば、毛の絡まりを少しずつとることができました。
絡まりがひどいところはブラシの方が私はやりやすく感じました。
ガシガシとほぐせるので、くしよりも早くできているように思いました。
この時に気を付けないといけないポイントは、力任せに強くとかないということです。
無理にしようとすると毛がぬけてしまいます。それほど力を入れていなくてもけっこう毛が抜けてしましました。
強くするとくしも折れてしまいます。(実際1本折れました)捨てても良いようなもので行うのが良いと思います。
※ブラシはホテルや旅館でいただいたものを使用
くしとブラシでここまで復活しましたよ!
さすがに絡まったゴミや毛玉などは取れなかったので、手でつまんで取っていきました。
1番効果があったのは『ペット用ブラシ』
くしとブラシで少しは復活しましたが、もっときれいな状態にしたかったので100均でペット用のブラシを買ってきました。
先に言っておきますが、これが1番効果ありました!
他にも、いろんなグッズありました▼
近くに売っていない方はこちら▼
くしやブラシと違い、1本1本が細いので絡まりに入りやすくとかしやすかったのだと思います。
毛がつぶれているところはいきなりペット用のブラシだととかしにくいと思いますので、ある程度くしやブラシでとかしてからペット用のブラシを使うと良いと思います。
ポイントは小刻みに動かすことです。
大きく上下に動かすと毛が抜けやすくなりますし、絡まりもとりづらいです。
ペット用のブラシを使うとこんなにきれいになりました。
ゴミも一緒にかき出します!
はじめの状態と比べるとどれくらいきれいになったのかわかります。
きれいになったら、洗える衣類はきれいに一度手洗いするとOKですね!
YOUTUBE探すと実際にされている方がいたので、参考にご覧ください▼
ボアやフリースのふわふわを長持ちさせる洗濯方法
せっかくきれいになったボアフリース。
できればこのふわふわを長持ちさせたいと思いませんか?
買ったばかりのボアフリースもきちんと手入れをしていけばふわふわ感が長持ちしますよ!
洗濯は手洗いがおすすめ!
ふわふわの敵は洗濯です。
洗濯機で洗うと、回転によりどうしても摩擦で生地が傷みやすくなります。
おすすめは、やはり手洗いです。
【用意するもの】
- 中性洗剤(おしゃれ着用)
- 柔軟剤
洗濯方法
洗面台やたらいなどに水と中性洗剤をいれて優しく押し洗いします。
汚れがひどいところは、もんだり、こすったりして汚れを取ってください。
しっかりとすすいでから、柔軟剤を使用します。
柔軟剤を使用することで絡まりも取れやすく、ふわふわ感アップです!
ボアフリースを洗濯する方法は?
手洗いなんて面倒!という方は、短時間で洗濯ネットに入れるのであれば洗濯機でもOKです。
できるだけ洗濯による摩擦を避けるために、以下のことに注意してください。
- フリースを裏返してネットに入れる
- できるだけ目の細かいネットに入れる
- 「手洗いコース」か「ドライコース」で短時間洗濯
- おしゃれ着用洗剤、柔軟剤を使用する
できればフリースだけを入れて洗濯するのが望ましいです。
セーターなどと一緒に洗うのも良いと思います。
洗ったボアフリースの乾かし方
洗ったものは部屋干しや外干しで乾かしましょう。
日陰の方が生地を傷めにくいです。
干す前にしっかりと上下にはたいて繊維に空気を含ませるようにするとふわふわになります。
(タオルを干すときもこうすると良いですよ)
やめていただきたいのが「乾燥機」です。
ボアフリースはポリエステルで作られているので熱に弱いのです。
乾燥機の熱によって縮んでしまうこともあるので、使用しないようにしてください。
フリースは乾きやすいので乾燥機を使用しなくてもすぐに乾きます!
まとめ
ペット用のブラシがあると本当にきれいになりました!
ぜひお試しいただきたいです。
ひどい状態になる前に、こまめにお手入れすることがきれいを保つポイントですよ!