新生活に向けて準備をしている方も多いと思いますが、新しい部屋に引っ越しすることを楽しみにしている方がいる一方、不安を持っている方もいるかもしれませんね。
気になっているお隣さんへの挨拶。新しい部屋に引っ越した時に、お隣の部屋の方には挨拶に行くべきなのでしょうか?同じマンションで部屋が隣なら、今後会って挨拶くらいすることもありそうですし、引っ越して挨拶に行くならどんな品物を渡すとよいのでしょうか?
おすすめの品物や、値段の相場などをまとめました。
Contents
引っ越しの挨拶って必要?
気持ちの良いい人間関係のスタートができる
引っ越しのマナーの一つとして挨拶は昔から習慣としてあります。新しい部屋で暮らしていくのに、隣の方と一度も会わないことはないと思いますし、これからお世話になるかもしれないので引っ越してきたら挨拶をしに行くのが一般的なようです。
実際に引っ越しの挨拶に行く方が多いようですよ。下の図を見ると分かるように、挨拶に行かれる方が多いのがお分かりいただけると思います。
画像引用:オールアバウト「引っ越し」あなたの一票
子どもがいれば、声が聞こえてうるさくすることもあるかもしれませんので、事前に子どもを連れて挨拶に行っておくと良いと思いますよ。ちょっとした心配りで、気持ちの良い人間関係を始めることができると思いますよ。
引っ越し挨拶はどこまで?
引っ越し挨拶をしようと思っている方は、どこまで挨拶しに行くのがよいのでしょうか?
【一般的な挨拶の範囲】
集合住宅:大家さん(管理人さん)両隣、真上、真下の部屋の方
一軒家:道を挟んだお向かい3軒と左右両隣、
音が響いて迷惑をかけることが多そうな裏側のお宅にも伺うのが一般的です。
迷惑がかかりそうなら事前に挨拶しておく方が良いですね。赤ちゃんがいる、ペットを飼っている方は特に声が気になると思いますので、こちらの事情を知ってもらっていると理解していただけると思いますよ。
一人暮らしなどは省略される方も多い
引っ越し挨拶をするのはマナーの一つですが、最近では省略する方もいらっしゃるようです。一人暮らしで、特に女性で一人暮らしをする方は、誰が住んでいるか分からない隣の方などに一人で挨拶に行くのって結構怖いのです。セキュリティーのことを優先して無理に挨拶に行く必要がないということから、最近は省略されることもあります。
私も独身の頃に2回引っ越しをして一人暮らしをしましたが、2回とも引っ越し挨拶はしていません。1回目は初めての引っ越しで学生上がりで何も知らなかったので全く準備もしていませんでしたし、仕事で帰ってくるのは夜だけだったのでお隣さんと会うことは5年間で10回もありませんでした。
引っ越し挨拶の品物の相場は?
気持ち程度でOK!
引っ越し挨拶をする時に、これからお世話になるという気持ちも込めて品物を準備して渡すという方がほとんど。どれくらいの値段のものを準備すれば良いのでしょうか?
だいたいの値段の相場は、500~1000円未満です。
あまり高額のものだと、逆に相手に気を遣わせてしまうこともあるので、このくらいの値段が良いと思いますよ。
もらっても困らないようなものがよく選ばれているようで、500円~1000円未満だと買えるものも限られてきますしね。
大家さん(管理人さん)にも!
マンションの大家さん(管理人さん)には、他の方に配るものよりも500円~1000円ほど高いものを渡すのが良いとされています。
新居に住み慣れるまでは分からないことも多く、大家さんに尋ねることもあるかもしれませんし、何か困ったことや住宅内でトラブルがあった時にも相談しやすくなると思います。
そんな気持ちも込めて手土産を渡して挨拶すると良いでしょう。
大家さんも安心して部屋を貸すことができると思いますよ。
引っ越し挨拶におすすめの品物は?
もらっても困らない物
引っ越し挨拶を一緒に渡す手土産は、もらっても困らないようなものがいいと言われますが、具体的にはどのようなものが良いのでしょうか?
カタログギフト会社が引っ越し挨拶の手土産で人気ランキングを作られていたのでそちらを参考にご紹介します!
ル・メール 引っ越し挨拶(粗品・手土産)ランキング
食器用洗剤
食器用洗剤はどの家庭でもたくさん使うと思いますので、いくつあっても困らないもので人気が高いようです。可愛いスポンジとセットになっているものもありますよ。
焼き菓子詰め合わせ
家族で分けて食べられそうなものを選んでください。焼き菓子は日持ちするので◎
ドレッシング
何本かセットになっているもので、無難そうな味のドレッシングを選びましょう。
ラップ・アルミホイルなど消耗品
どこの家庭でも使うものなので、もらって必要ないということはありません。
タオル
何枚あっても困らないタオルは定番ですが、もらって嬉しいでしょう。無地やシンプルな柄のものがおすすめ。
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「のし」を付けるのが一般的
引っ越しの挨拶の時に渡す手土産には「のし」を付けるのが一般的です。
のしを付けることで、きちんとした印象になりますし、どのような目的で挨拶に来られたのかが一目で分かるので付けるようにしてくださいね。
のしの水引は紅白の蝶結びのものを使用します。蝶結びは、結び目を解くことが簡単で何度も結びなおすことができる結び方であるため、繰り返してもよいお祝い事やお礼などに使用します。
表書きには、「御挨拶」と自分の苗字のみを書いてください。
引っ越しの手土産の「のし」は基本的には包装の外につける「外のし」が一般的です。外のしなら、一目で名前や挨拶の目的がわかりますので、おすすめです。
まとめ
・引っ越し挨拶はするのが一般的ですが、事情によっては省略することも
・手土産の相場は500円~1000円未満くらいなど、気持ち程度のものでOK
・もらっても困らない物=必ず使うもの、食べたり使ったりしてなくなるものが◎
気持ちの良い新生活を送るためにも引っ越しの挨拶をする方がよさそうですが、一人暮らしの方は無くても良いと思いますので、考えて準備するかどうかを決めてくださいね。