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母の日にカーネーションを贈るのはなぜ?色で意味が違うの?!

投稿日:2018年2月12日 更新日:

母の日といえば『赤いカーネーション』というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
現在ではその風習は当たり前のことになっていますが、そもそもなぜ母の日にはカーネーションを贈るのかご存知ですか?

最近では、赤いカーネーションだけでなく、ピンク、オレンジ、白などいろんな色のものが増えてきていて選ぶ時にはどんなものにしようか迷ってしまいそうですね。
実は、カーネーションは色によって込められている意味が違うんですよ!
知らずに贈り、後からその意味を知ってお母さんをガッカリさせないよう、色の意味を知っておきましょう。




母の日にカーネーションを贈るのはなぜ?

母の日にカーネーションを贈るようになったのは、アメリカの一人の女性の行動がきっかけでした。

母の日はもともとアメリカ合衆国によってきめられた記念日で、アンナ・ジャービスという女性が亡き母を思い5月の第2日曜日に教会で白いカーネーションをささげたことが始まりを言われています。

白いカーネーションはアンナの母の大好きだった花ということでささげられました。
(アメリカなどのキリスト教信者の多い国では、故人の好きだった花を贈るたり、供えることが多いそうです。)

アンナは母の死をきっかけに、母を敬う機会を作ろうと「母の日」をアメリカ全土に広める活動を始めます。
教師だったアンナの生徒が何百人も集まり、同じように白いカーネーションを母親に渡し、「母親を敬う日」として国民の祝日をつくるようアピールしたそうです。

その出来事が大きく取り上げられ、アンナの母親の命日である5月8日にちなんで、1914年には5月の第2日曜日が正式に国民の祝日『母の日』に決められました。

その後、日本にも母親を敬い感謝する日として『母の日』ができ、その日にはカーネーションを贈るになりました。

 

母の日にはなぜ『赤色』のカーネーションなの?

アメリカから日本に母の日が伝わると、はじめは母親が健在であれば赤いカーネーション亡くなっていれば白いカーネーションを飾っていました。
しかし、赤と白を分けることによる問題(母がいない子どもへの配慮)が考慮され、徐々に赤に統一されたと言われています。

そもそも母の日が広まっ当時は、赤・白以外の色のカーネーションがまだなかったので、『母の日=赤いカーネーション』というイメージになったんだと思います。

今ではいろんな色のカーネーションがありますが、贈られるようになったのは最近のことではないでしょうか。



母の日に贈るカーネーションの色にも意味があった!

普段は忙しくて何気なく過ぎていきますが、日頃お母さんがしてくれていることを振り返ると、感謝の気持ちが自然とわいてくるのではないでしょうか?

いつもなら照れて恥ずかしくて言いにくいという方も、『母の日』には日頃の感謝の気持ちを伝える良い機会ですね。
言葉にしないと伝わらないこともありますが、照れくさいというような方は花に思いを添えて贈ると良いですよ!

カーネーションは色によって込められている意味が違うので、贈る方に合ったものを選ばれるとよいと思います。

カーネーションの花言葉は?

母の日に贈られるカーネーションの花言葉は、
性の愛、感覚、感動、純粋な愛情』などです。

「愛」や「愛情」という言葉が、母の日にピッタリなカーネーションの花言葉です。
お母さんには、「ありがとう」という想いを込めて贈ってあげてください。


香りも良く、たくさんの花色があるとても美しい花で、ギフト用の花としてとても人気の花ですよ。

【花言葉とは?】

その色、香り、形、形質などの特質に基づいて、ある花や植物に特定の意味をもたせたもので、古くからさまざまな民族、宗教、民俗などにおいて象徴や標章として用いられていました。

花言葉には決まりがなく、それぞれの花言葉の起源は明確にされていませんが、日本では言い伝えや、花に携わる人たちが考えたものを起源としています。
そのため花言葉は国や地域によって異なっており、時代の流れとともに変化することもあるそうです。

カーネーションの色の意味

では、カーネーションの色には、それぞれどのような意味があるのかご紹介していきます。

赤色

・母への愛
・愛を信じる
・熱烈な愛

母親への「愛」を伝えたいのであれば、赤色を選ぶとよいですよ!

ピンク

・感謝
・美しさ
・暖かい心
・美しい仕草

可愛らしいピンクのカーネーションはもらった人の心まで暖かい気持ちにしてくれそうですね。

オレンジ

・純粋な愛情
・清らかな慕情
あなたを熱愛します

「清らかな慕情」・・・慕情とは、特に異性を恋い慕う気持ちのことをいいます。
パパから家事や育児を頑張っているママに向けてのプレゼントに良いのではないでしょうか?

・永遠の幸福

青色は「幸せの青い鳥」のイメージから幸福を表します。
ピンクや赤など可愛らしい色が苦手、という女性の方にもピッタリですよ。

・気品
・誇り

紫は高貴なイメージの色ですね。
上品なお母さんにふさわしいといますので、赤やピンクのカーネーションばかり贈っている方は紫もおすすめです。

 

虹色

・感謝

花専用の染料に浸けて育てると、鮮やかな虹色の花になります。
これをレインボーカーネーションと言い、見た目が奇抜で人気のカーネーションです。
「感謝」という意味からストレートに「ありがとう」と伝えることができます。

・軽蔑
・拒否
・嫉妬
・友情

黄色は鮮やかで春らしいので可愛いですが、意味を考えると避けたい色です。

・私の愛情は生きている
・愛の拒絶

白色のカーネーションはとてもきれいですが、母の日では亡くなった方に贈るのが一般的なので避けましょう。

濃い赤

・私の心に哀しみを

赤色ですが、赤が濃くなると意味がかわってネガティブなイメージになります。
濃い色は避け、赤もしくはピンクにすると良いですね。



母の日に贈るカーネーション以外の花は?どんな意味がある?

カーネーション以外にも贈るとよい花の花言葉をまとめました。
季節的にも、あじさいなどを他の花を贈られる方も多くなっているようです。

バラ  ・・・愛、美、輝かしい、愛情など
胡蝶蘭 ・・・永久の愛、幸福が飛んでくる、変わらぬ愛
あじさい・・・はにかみ、辛抱強い愛情、元気な女性
ベゴニア・・・大切な思い出、親切、丁寧、幸福な日々
カラー ・・・歓喜、素敵な美しさ、壮大な美、乙女のしとやかさ
シャクヤク・・恥じらい、はにかみ、清浄
ブーゲンビリア・・・情熱、あなたしか見えない

 

生の花以外では、最近はこんなものもオススメ!
長く飾っておけるので、枯れる心配もありません。

ハーバリウム

ハーバリウムとは、植物標本という意味があります。
専用のオイルにプリザーブドフラワーや造花などを入れて飾るインテリアにもピッタリなものです!

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プリザーブドフラワー

本物の花を加工して作られているので、一見生花のようですが、枯れることがなく長くかざることが出来ます。
母の日のギフトとして人気ですよ。

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まとめ

花に込められている意味を知った上で贈り、その意味も伝えてあげるとお母さんも喜ばれるのではないでしょうか?

1年に1回の母の日ですので、日頃の感謝の思いを伝えましょう。

 






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